現地時間12月14日に行なわれたブンデスリーガ第16節で、MF奥川雅也が所属するビーレフェルトは、浅野拓磨がベンチ外となったボーフムとホームで対戦し、２-０で勝利を収めた。

　奥川は51分に先制ゴールを挙げるなどチームの攻撃をけん引し、90＋１分までプレーした。現地紙『BILD』は、奥川のゴールをアシストし、69分には自らもゴールを叩き込んだパトリック・ヴィマーに並ぶ「２」とチーム最高タイの評価を与えている（※ドイツメディアの採点は１が最高、６が最低）。

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　また、現地メディア『SPOX』は「敵DFとの競り合いに勝利した奥川の鮮やかなヘディング。ドイツに来て初めて、頭でゴールを決めた日本人アタッカーがチームを勢いづけ、今シーズン初のホームスタジアムでの勝利を引き寄せた」と綴っている。

　今シーズン４点目を叩き込んだ背番号11に対し、現地サポーターからも賛辞が送られている。「今日はヴィマーと奥川の素晴らしいショーだった」「君は俺たちの秘密兵器だ。またやってくれた！」「GOATだ。間違いない。叫んだ！」といった声が寄せられた。

　奥川は今季のリーグ戦では第９節ドルトムント戦を除く15試合に出場し、４ゴール・１アシストを記録。カップ戦を含めれば５ゴール・２アシストをマークしている。試合後のコメントでは「まだもっとゴールを決めて、チームに貢献したい」と語った25歳のアタッカーの更なる躍進に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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