「攻守両面で信頼できる存在」2点に絡んだ冨安健洋に現地メディアは軒並み高評価!「観客からスーパー・トミヤスの大合唱」

2021年12月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

サウサンプトンに3-0の快勝で連敗ストップ

フル出場で連敗ストップに貢献した冨安。(C)Getty Images

 現地時間12月11日に開催されたプレミアリーグ第16節で、冨安健洋の所属する7位のアーセナルは16位のサウサンプトンと、本拠地エミレーツで対戦。立ち上がりこそ押し込まれるも、21分にアレクサンドル・ラカゼットが先制点を挙げると、以降は主導権を握り、27分にマーティン・ウーデゴー、62分にガブリエウ・マガリャンイスのゴールで加点し、3-0と快勝を収めた。

 定位置の右SBで12試合連続のフル出場を果たした冨安は、前半の2得点の場面ではアシストしたブカヨ・サカとキーラン・ティアニーにそれぞれパスを供給し、"アシストのアシスト"をマーク。守備でも圧倒的な対人戦の強さでマッチアップした相手に仕事をさせず、攻守両面で連敗ストップに貢献した。

 現地メディアも軒並み高評価で、『Pain in the Arsenal』は10点満点中8点を付け、「トミヤスはセインツの序盤のハイプレスにも崩れることなく、右サイドの危険なエリアから非常に巧妙なパスを何度か出していた」と称賛。『The Sun』も同様に8点で以下のように賛辞を寄せている。
【動画】冨安がゴッドフリーに顔を踏みつけられた決定的瞬間! 現地でも物議を呼んでいるシーン(27秒~)
「1-0のリードを奪うために、アーセナルがプレスをかいくぐって右サイドからカウンターを仕掛け、守備から素早く攻撃に切り替えることに成功した。彼は守備と攻撃の両方で、急速に信頼できる存在になりつつある。後半開始早々、粘り強い守備で勝利を収めた後、エミレーツの観客から『スーパー・トム、スーパー・トミヤス!』の大合唱が起こった」

 また、『football.london』もやはり8点で、「アーセナルは序盤に苦戦を強いられたなかで、日本代表は後ろでスイッチを入れた数少ない選手のひとりだった。その後、最初の2つのゴールの両方に関与した」と評している。

 攻守両面でその働きを称賛された冨安。中3日で行なわれるウェストハムとの注目のロンドン・ダービーでも活躍が期待される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】冨安がアシストのアシスト×2!3発快勝のサウサンプトン戦をチェック

【動画】「これ凄すぎ」「まじで素晴らしい」称賛を浴びている冨安のパスカットシーン

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