冨安健洋が2点に絡む活躍!アーセナル、サウサンプトンに3発快勝で連敗ストップ

2021年12月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

ウーデゴーは3戦連発

先制点を奪ったラカゼット(右)の元へ駆け寄る冨安(左)。(C)Getty Images

 現地時間12月11日に開催されたプレミアリーグ第16節で、2連敗中で7位のアーセナルは4戦未勝利(2敗2分け)で16位のサウサンプトンと、本拠地エミレーツで対戦。冨安健洋は定位置の右SBでデビューからリーグ戦13試合連続の先発を果たした一方、オーバメヤンは規律違反(英衛星放送『Sky Sports』が報道)でベンチ外となった。

 立ち上がりからサウサンプトンに押し込まれる展開となり、8分にはアダム・アームストロングにペナルティエリア左から右足を振り抜かれるが、守護神ラムスデイルが横っ飛びで防ぐ。さらに18分にはペナルティエリア手前でFKを与え、名手ウォード=プラウズに鋭いシュートを浴びるも、枠を外れる。

 しかし21分に、ファーストシュートでホームチームが先制点を奪取。冨安から敵陣中央でパスを受けたサカが持ち上がり、中央へグラウンダーのクロス、最後はラカゼットがダイレクトで流し込んだ。

 この先制点で勢いに乗ると、その6分後にも冨安のクロスをファーで受けたティアニーの折り返しをウーデゴーがヘッドで合わせ、追加点を奪う。来週金曜日に23歳の誕生日を迎えるノルウェー代表MFは、3戦連発となった。

 さらに、前半アディショナルタイムにラムスデイルのパントキック1本でマルチネッリが抜け出し、チャンスを迎えるが、モノにすることはできない。
 
 2-0で折り返すと、後半に入っても主導権を握ったのはアーセナル。59分にはCKから冨安が競り、最後はファーでガブリエウが押し込むも、オフサイドで得点は認められない。それでもブラジル人DFは直後の62分、CKから今度はヘッドで直接叩き込み、正真正銘の3点目を奪う。

 リードを3点に広げたホームチームは、その後も攻撃の手を緩めず惜しい場面を作るが、スコアは動かず。3-0で快勝したアーセナルが連敗を2で止めた。

 2得点に絡んだ日本代表DFは12試合連続のフル出場を果たし、守備でもとりわけ1対1の場面では無類の強さを発揮。攻守に渡って躍動した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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