シュヴィルツォクのドーピング疑惑に名古屋が公式コメント。「別の検体での再分析を要請している」

2021年12月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

暫定的に「全てのサッカー関連活動に参加することができません」

クラブはシュヴィルツォクが提出した検体の再分析を要請しているという。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 名古屋グランパスは12月10日、同日アジア・サッカー連盟(AFC)から発表されていたFWシュヴィルツォクのドーピング問題について公式コメントを発表した。

 AFCは同日に、10月17日に行なわれたACL準々決勝の浦項スティーラーズ戦(0-3)後に行なわれたドーピング検査で、名古屋のシュヴィルツォクが提出した「A」サンプルから禁止物質が検出されたとし、最終決定が下されるまで、すべてのサッカー関連活動(国内および、国際、親善、公式行事を含む)への参加を暫定的に停止すると発表していた。
 
 これを受けて、名古屋は以下のように経緯と現状を説明した。

「AFCチャンピオンズリーグ 準々決勝 浦項スティーラーズ戦後に実施されたドーピング検査において、シュヴィルツォク選手から採取された検体(A検体)から禁止されている物質が検出されたとの連絡を受けました。

 クラブとしては、所定の手続きに従って同時に採取された別の検体(B検体)での再分析を要請しております。再分析等による結果が確定するまでの間、暫定な措置として、シュヴィルツォク選手は全てのサッカー関連活動に参加することができません」

 この一報を伝えたクラブの公式ツイッターには、「信じて待つのみですね」「祈っています」などのファンからの声が寄せられている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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