「明らかに僕のミス」長谷部誠がEL最終節でのプレーに猛省。チームの出来には手応え「とても良くなっている」

2021年12月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

失点シーンでは痛恨ミスも…

フェネルバフチェとの激しい一戦でフル出場を果たした長谷部。(C)Getty Images

 現地時間12月9日に行なわれたヨーロッパリーグ(EL)第6節のフェネルバフチェ戦で、フランクフルトに所属する長谷部誠はフル出場。試合は1-1のドローに終わっている。

 フランクフルトは先制点を奪ったものの、42分にベルギム・ベリシャに同点弾を許した。この失点について、長谷部はクラブの公式サイトを通じてこのようなコメントを発信している。

「僕はチームをとても誇らしく思っている。前半は非の打ちどころのないプレーをしていた。ただ、与えてしまったゴールは、明らかに僕のミスだった。もっときちんとクリアしなければいけなかった。後半は、やや消極的すぎたように思う。それでも僕らは大きなチャンスを許さず、ゲームとしては順調に終えることができたと考えている」

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 長谷部は直近5試合連続でフル出場しており、チームの成績は2勝2分1敗。シーズン開始直後は8試合で勝利なしと低迷していたが、ここにきて調子が上向いている。

 その要因のひとつに、3バック中央で奮闘するベテランの存在があることは明らかだ。現地紙『Frankfurter Rundschau』は、元日本代表戦士について「(失点する)41分までは中央から正確なパスを供給するなど、素晴らしいパフォーマンスだった。ベリシャの足下にパスするというミスをしても動揺することなく、その後も力強いプレーをみせ、クオリティの高さを示した」と称賛している。

 今回の結果を受け、フランクフルトは決勝トーナメント進出が決定。37歳にとってハードスケジュールが続くが、衰えは一切感じさせていない。今後のチームの躍進は、長谷部がいかにプレーできるかにかかっているといえるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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