「ダメだ泣ける…」「感謝しかない」名古屋のフィッカデンティ監督の退任コメントにファン感動

2021年12月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「進む道が分かれてしまうことはありますが…」

ファンへと選手たちへ感謝の言葉を綴ったフィッカデンティ前監督。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 12月9日に退任が発表された名古屋グランパスのマッシモ・フィッカデンティ監督がファンへの感謝を綴った。

 名古屋は同日にフィッカデンティ監督が2021シーズンをもって契約満了となり、今季限りでチームを離れることを発表。後任には今季途中までFC東京を率いていた長谷川健太氏が就任する。

 名古屋は、クラブの公式ツイッターで「ファミリーの皆さんへ、ミステルよりコメントが届きました」とし、「改めまして、ありがとうミステル。ミステルの前途に、幸多からんことを」とフィッカデンティ前監督からの以下のようなメッセージを公開した。

「フットボールにおいて、ビジョンが異なってきたり、新たなプロジェクトによってフットボールの方向性が変わることで、進む道が分かれてしまうことはありますが、何よりも大切なことは、私が名古屋の監督をしている時に感じたリスペクトと情熱です。AFCチャンピオンズリーグでの素晴らしい経験、ルヴァンカップでの優勝、この忘れられない2シーズンに関して、ファンの皆さんの素晴らしいサポート、これらを達成する主人公であった選手たち、そしてクラブに、この場をお借りして感謝を申し上げます」
 
 この投稿に反応したサポーターからは、以下のようなコメントが続々と寄せられている。

「マッシモありがとう」
「ありがとうございました。ルヴァン杯をとれた事。本当によかったです」
「泣いちゃう…グランパスに来てくれてありがとうございました」
「ありがとうミステル。勝ちにこだわる姿勢が好きでした。これからのサッカー人生に幸多からん事を」
「いつでも帰ってきて」
「コメントありがとうございます、こちらこそ共に闘った2年半忘れないです。感謝」
「ダメだ泣ける…マッシモもグランパスも、これからのご多幸と健闘を祈ります…!」
「コメントがあって良かったとはいえこの終わり方は悲しいなぁ」
「ほんとにいろんなことがあったけど、勝ちにこだわり、タイトルを取ったこと、感謝しかないです」
「勝てない名古屋を勝てる名古屋へ変えてくれてありがとう」

 2019年途中に就任し、今季のルヴァンカップ制覇をもたらしたイタリア人指揮官には、「色々言いたいことあったけど、感謝の言葉しか見つからない」とサポーターからの惜別のコメントが後を絶たない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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