「イトウの功績は大きい」シュツットガルト伊藤洋輝がブンデス公式の月間ベストルーキーにノミネート!

2021年12月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

デンマーク代表MF、オランダ代表FWとともにノミネート

海外初挑戦となるドイツで評価を高め続けている伊藤。(C)Getty Images

 ブンデスリーガの公式サイトは現地12月7日、11月のベストルーキー賞のノミネート選手を発表。シュツットガルトのDF伊藤洋輝が3人の候補の中に名を連ねた。

 同賞は、ブンデス1年目の選手を対象とし、その月に最も活躍した選手に贈られる。伊藤は初ノミネートとなった。

 今夏にジュビロ磐田からレンタルで加入した22歳は、ダイヤモンド・アイと呼ばれるスベン・ミスリンタートSDが見出したことでも話題になった。当初はBチームでのプレーが予定されていたが、トップチームにけが人が続出するなどのトラブルがあり、シーズン前の合宿からチームに帯同。プレシーズンマッチでの活躍が評価され、開幕からベンチ入りを果たした。10月に入ってからは3バックの一角で定位置を掴み、同僚の日本代表MF遠藤航とともに先発を続けている。

【動画】利き足とは逆足でゴラッソ! 伊藤洋輝のブンデス初ゴール
 
 そして、11月26日に行なわれた第13節のマインツ戦では移籍後初ゴールをマーク。利き足の左ではなく、右足で鮮やかをゴラッソを突き刺し、6試合ぶりの白星に貢献した。

 ウェブサイトではこうした伊藤の活躍が「久しく勝利から離れていたチームにとって大きな功績となった」と綴られているほか、11月に行なわれた3試合すべてで先発したこと、チーム最多となる平均96回のボールタッチを記録し、パス成功率は87%と高い水準でプレーしていると称えられている。

 また、スタッツ面でも優秀な数字を残した。同サイトでは、「デュエルの勝率は69%。時速34.1kmというトップスピードを記録したことも、攻撃面での新たな可能性を広げた」と称えられている。

 伊藤とともにノミネートされたのは、長谷部誠と鎌田大地が所属するフランクフルトのデンマーク代表MFイェスパー・リンドストローム、ドルトムント所属のオランダ代表FWドニエル・マレンのふたりだ。ファン投票で決まる同賞の結果に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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