「セリエAで一体何が」過去12年で6回しかない得点パターンが1節で2点も! 決めたユーベDFは「神の恵みだ」

2021年12月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

アッレーグリ監督がセリエA通算250勝を達成した一戦で…

クアドラード(左端)の技あり弾が称賛を集めている。(C)Getty Images

 イタリアで珍記録が誕生した。

 現地時間12月5日に開催されたセリエAの第16節で、ユベントスはジェノアとホームで対戦し、2-0と快勝を収めた。マッシミリアーノ・アッレーグリ監督がセリエA通算250勝を達成したこの一戦で、エッジの効いたスーパーゴールを奪ったのが、ファン・クアドラードだ。

 開始9分、ユベントスが左サイドでCKを獲得すると、コロンビア代表DFは右足でボールを送り込む。するとインスイングのクロスは絶妙な軌道を描き、必死に手を伸ばしたGKサルバトーレ・シリグを越え、ゴールに吸い込まれたのだ。

【動画】そこから決めるか!クアドラードの技あり弾をチェック
 
 ただ、やはりというべきか、狙ったわけではなく偶然の産物だったようで、チームメイトのパウロ・ディバラは試合後に「彼はクロスのつもりだったと言っていた」とコメント(英紙『Daily Mail』)。また、クアドラード本人はSNSに「僕の中の神の恵みだ」と綴っている。

 なお、データサイト『Opta』によれば、セリエAで記録されたCKからの直接ゴールは統計を取り始めた2010年以降では、通算8点目となった。

 ただ、前日にローマに3-0で圧勝したインテルのハカン・チャルハノールも同様の形で先制点を叩き込んでおり、1節で2点目となり、「セリエAで何が起こっているんだ」と驚く声もあった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】前日にはチャルハノールも決めていた!CK直接弾を見比べる(23秒~)

【データ】過去12年、セリエAでCKから直接ゴールを奪った名手とは?

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