フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地は、現地12月２日付けの現地紙『hessenschau』に掲載されたロングインタビューで、チーム状況やファンの評価などについて語った。

　そのなかで、サポーターについて言及した一部の言葉が、現地でも大きな反響を呼んでいる。「ファンの間で、自分のパフォーマンスが批判的にみられていることは知っている。チーム仲間との関係は良好だけど、サッカーの観点から、ファンからはそれほど愛されていないことは、自分でもわかっている」と述べたくだりだ。

　この発言がメディアで報じられると、サポーターたちの間にも驚きが広がったようだ。鎌田のインスタグラムには、現地ファンからのコメントが続々と寄せられた。
 

　そのほとんどが、「フランクフルトは君を愛している」「君は僕たちから絶対的に愛されているよ」「知らないかもしれないけど、君はすごく好かれているんだ」「ダイチ・ラブ」「日本から来た僕らのメッシだと思ってる」「鎌田のパフォーマンス、僕は好きだ」といったラブコールだ。

　なかには、「確かに、時々君に厳しい言葉をかけたり、爪を噛んだりしてみていることはあるけれど、それでも僕らは君を愛しているよ」「ツイッターをちょっとチェックしてみてほしい。多くのファンが、君の最近のインタビューを読んで、君に愛を伝えようとしているよ」といった呼びかけも見られた。

　鎌田の「愛されていないと思う」というやや刺激的な発言は、現地でも大きな波紋を広げる結果となった。しかし、多くのファンが日本人MFの存在を認めていることも確かな事実だろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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