DAZNで配信されている元日本代表DF内田篤人氏の冠番組『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、内田氏が鹿島時代のチームメイトについて言及。DAZNの公式ツイッターが公開した。

　古巣鹿島のホーム最終戦となった11月27日の鹿島対サガン鳥栖戦を内田氏は現地観戦。鳥栖には、今夏に鹿島から完全移籍した小泉慶が在籍。内田氏も鹿島時代にともにプレーした小泉について、次のように語る。

「あいつ、すげーいいやつ。僕は、引退したのは、あいつがいたからですから。あいつと永木亮太が練習でめちゃめちゃ頑張って、手を抜かずにやっているのを見て、俺はもうこの隣に立つのは失礼だなと思って、辞めました」

　古傷が原因で、本来のプレーを示せなかった当時の状況を踏まえ、そう明かした。
 

　そして、試合後の小泉について、さらに続ける。

「彼が試合後、鹿島スタジアムのファンのところに行って、挨拶して。あいつ、泣いていたらしいですよ、実は。そうしたら、それをごまかすために、鹿島の選手がわーっと来て、写真を撮って、水をかけていたけど」

　一連の話題は、現在はアストン・ビラの監督を務めるスティーブン・ジェラードが、現役時代に長年プレーした古巣リバプールと対戦するという話から始まったが、内田氏は「ああいうファンに愛される選手っていうのは、多くはないですから。ジェラードもきっと、拍手で迎えられるんじゃないですかね」と述べた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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