レバンドフスキがドッペルパックで今季通算16点目に到達! ドルトムントとの“デア・クラシカー”を制す

2021年12月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

首位と2位の直接対決。ハーランドもゴールを決めたが…

ドッペルバックのレバンドフスキ。 (C)Getty Images

 現地時間12月4日、ブンデスリーガ第14節が開催され、首位バイエルンと、それを1ポイント差で追う2位ドルトムントの直接対決、デア・クラシカーが行なわれた。

 ドルトムントの本拠地であるシグナル・イドゥナ・パルクに約1万5000人のファンが詰めかけた一戦は、開始早々に動く。

 5分、ジュード・ベリンガムのパスを受けたユリアン・ブラントがゴール前で冷静に切り返してシュートを叩き込むが、9分にはミュラーとフンメルスの競り合いからこぼれたボールに走りこんだレバンドフスキの一発で同点に。

 その後は目まぐるしく好守が入れ替わる展開となり、ケガから復帰間もないドルトムントの大型ストライカー、ハーランドも何度か好機に恵まれるが、決め切ることができない。

 44分、攻め込まれたドルトムントのクリアミスを拾ったコマンがすかさずシュート。DFが頭で反らそうとしたものの、シュートはネットに突き刺さり、1-2で絶対王者が逆転に成功した。

 
 しかし後半開始直後の48分、ゴール左前でベリンガムからのパスを受けたハーランドがやや距離のある位置から右足で柔らかいシュート。曲線を描いたボールがポストに当たって吸い込まれ、試合を振り出しに戻した。

 65分過ぎにブラントとウパメカノが跳躍した際に交錯し、頭部をぶつけ合って倒れ込む。試合はしばらく中断し、ブラントが担架で運び出されるというアクシデントが起こったが、10分程度で再開。​​​​​

 そして76分、ペナルティエリア内でクリアしようとしたフンメルスの腕にボールが当たったプレーが、VARの介入の後ハンドと判定され、バイエルンにPKが与えられる。これをレバンドフスキが沈めて、再びドルトムントを突き放した。

 アディショナルタイムは10分が与えらえたが、ドルトムントは1点差を詰められないまま、試合は2-3で終了。レバンドフスキはドッペルパックで今シーズン早くも16点目に到達し、バイエルンとドルトムントの勝点差は4ポイントに開く結果となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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