「クボにとって特別な試合」大一番に臨む久保建英に現地メディアが注目!「この日本人がゴールを決めれば…」

2021年12月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

アトレティコ戦で先発復帰か

長期離脱もあり、いまだ得点・アシストともにゼロの久保。注目の一戦で目に見える結果を残せるか。(C)Getty Images

 大一番を前に、現地メディアが久保建英に注目している。

 9月のレアル・マドリー戦(●1-6)で右膝を負傷した久保は、先月27日のヘタフェ戦(△0-0)で、68分から途中出場し、66日ぶりに復帰。早速、クロスやドリブルなどで随所に持ち味を発揮した。

 中3日で今月1日に行われたコパ・デル・レイ(国王杯)1回戦、ヒムナスティカ・セゴビアーナ戦(〇2-0)はピッチコンディションが良くなかったため、怪我の再発の懸念から欠場。4日のアトレティコ・マドリー戦では、満を持しての先発復帰の期待が高まっている。

 そんな20歳のレフティに対し、スペイン紙『AS』はレンタル元マドリーの"宿敵"であるアトレティコ戦は、これ以上ないアピールの場となると説明している。

「タケ・クボは2か月活動を休止していたが、直近のラ・リーガのヘタフェ戦で後半数分間プレーしている。負傷したのは9月22日、保有元であるレアル・マドリーがマジョルカを6-1で破った時だった。クボは完全な状態に戻りつつあり、今日の午後の試合は彼にとって特別なものになるだろう。アトレティコとのダービーを自ら体験することになるのだ。この日本人がゴールを決めれば、レアル・マドリーに大きな利益をもたらすことになる」
【動画】「最高やん」「バカかっこいい」とファン興奮!久保とイ・ガンインが絡んだ"激アツ"シーン
 久保は一昨夏にラ・リーガに挑戦以降、レンタルで所属先を変えつつアトレティコと3度対戦している。

「2019-20シーズンのマジョルカへの最初の移籍時は、2試合に先発したが、ビシト・マジョルカ・エスタディで0-2、ワンダ・メトロポリターノでは0-3と、ともに敗戦。ビジャレアルとヘタフェに在籍した昨シーズンの第3節では、前者の一員としてメトロポリターノを訪れ、クボは試合終了間際に登場した(0-0)。つまりこの日本人アタッカーは、シメオネ監督のチームを相手にまだ1度もゴールを決めていないものの、赤と白のスタジアムで得点することの意味をすでに知っているということだ」

 チームとしては勝っていないものの、2度目の対戦では、久保が再三に渡るドリブル突破で堅守を誇るアトレティコのディフェンス陣を翻弄し、「シーズン最高」とも評されるパフォーマンスを発揮した。イメージは悪くないはずだ。

 今シーズンここまで7試合の出場で得点、アシストともにいまだゼロの久保は、昨季王者とのアウェーゲームで、目に見える結果を残し、リーグ戦直近7試合未勝利(2敗5分け)と苦しむマジョルカを勝利に導くことはできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】ヒールでボールを浮かせて…久保建英が披露した驚愕のテクニック

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻&恋人たち

次ページ【動画】「最高やん」「バカかっこいい」とファン興奮!久保とイ・ガンインが絡んだ“激アツ”シーン

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事