アーセナル、C・ロナウドの2発などでマンUに痛恨の逆転負け。冨安は強固な守備で見せ場を作るも…

2021年12月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

ラングニック新監督はスタンド観戦

C・ロナウド(右)と対峙する冨安。(C)Getty Images

 現地時間12月2日に開催されたプレミアリーグ第14節で、5位のアーセナルは10位に沈むマンチェスター・ユナイテッドと、敵地オールド・トラフォードで対戦した。

 冨安健洋は、定位置の右SBでデビュー戦からリーグ戦11試合連続の先発。一方、ユナイテッドはラングニック新監督がスタジアムに姿を見せたものの、ビザの問題で引き続きキャリック暫定監督が指揮を執った。

 アーセナルは11分、敵陣でボールを奪われると、最後は前節ではベンチスタートとなったクリスチアーノ・ロナウドに、ペナルティエリア手前から左足でシュートを打たれるも、枠を外れる。

 14分には、CKの流れからスミス・ロウが利き足とは逆の左足でゴールに叩き込み、幸先よく先制点を奪う。直前のプレーでGKデ・ヘアが倒れていたため一度はノーゴールとなるも、味方同士の接触が原因だったためか、主審は確認を取ったうえ得点を認めた。

 以降は1点追うホームチームに押し込まれる時間が続くも、粘り強い守備で応戦。36分にはC・ロナウド、その3分後にはサンチョが仕掛けた縦への突破をいずれも冨安が抑え込み、仕事をさせない。

 しかし44分、エリア内に入ってきたフレッジのラストパスからブルーノ・フェルナンデスに流し込まれ、同点に追いつかれると、52分には再三ゴールを脅かされてきた背番号7についにゴールをこじ開けられる。ラッシュフォードのグラウンダーのクロスから右足で押し込まれた。
 
 逆転を許したアウェーチームは、わずか2分後に反撃。マルチネッリの折り返しをウーデゴーが右足で合わせ、すぐさま2-2とする。ノルウェー代表MFは、9月18日のバーンリー戦(〇1-0)以来となるリーグ戦2点目となった。

 だが、迎えた70分、そのウーデゴーがエリア内でフレッジを倒し、痛恨のPKを献上。これをC・ロナウドにど真ん中に決められ、再び勝ち越しを許す。

 その後はオープンな展開となり、互いにチャンスを作るが、結局スコアは動かず。2-3で敗れたアーセナルは、リーグ戦5敗目。ユナイテッドは4試合ぶりの勝利となった。

 なお、強力攻撃陣を相手にも堅い守備を披露した冨安は、フル出場を果たしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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