【J3】宮崎が熊本を下し、首位浮上! 三つ巴の優勝争いは最終節に持ち越し、富山は昇格戦線から脱落…

2021年11月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

首位攻防戦は宮崎に軍配

岩手が小野田将人の決勝ゴールで勝利し、優勝へ望みを繋げた。©IWATE GRULLA MORIOKA

 Jリーグは11月28日に、J3第29節の7試合を各地で開催。J2昇格争いの決着は最終節に持ち越しとなった。
 
 勝点1差の首位攻防戦。1位・ロアッソ熊本と、これが今季最終戦となる2位・テゲバジャーロ宮崎の大一番は、お互いに好機をものにできずスコアレスで迎えた84分、ゴール前の混戦から代健司が押し込み、宮崎が先制。この1点を守り抜いた宮崎が1-0の勝利を収めた。
 3位のいわてグルージャ盛岡と4位・カターレ富山の直接対決。前半終了時のポゼッションは五分五分と、拮抗した展開となったゲームが動いたのは86分だった。ゴール前のこぼれ球に反応した岩手の小野田将人が、左足でネットを揺らし、今季初ゴール。1-0で勝利した岩手が3連勝を飾った。
 
 この結果、今節勝利が必須だった富山は昇格争いから脱落。首位に浮上した宮崎は、J2ライセンスを持たないため昇格はできないが、J3初優勝へ価値ある1勝を手にした。また、宮崎は次節に試合がないため、熊本と岩手の次戦の結果次第で昇格チームが決まる。

 J3上位4チームの順位は以下の通り(29節終了時点)。

順位/クラブ名/勝点/得失点差
1位 宮崎 53 +13
2位 岩手 52 +15
――J2昇格圏――
3位 熊本 51 +17
4位 富山 45 +6

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事