ピッチ内外での準備、交代選手の役割、対戦相手に合わせたトレーニング…池田太新監督が目指す新生なでしこジャパン

2021年11月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ボールを奪う、ゴールを奪う」

初陣は「非常に楽しみ」と語った池田監督。(C)JFA/PR

 日本女子代表が新たなスタートを切る。

 母国開催となった東京五輪でメダル獲得が期待されながらも、スウェーデンに敗れベスト8で大会を終えたなでしこジャパンは、池田太新監督を迎え、11月25日にアイスランド女子代表と初の親善試合を行なう。

 遠征先のオランダからオンライン上で取材に応じた池田監督は、「私自身も非常に楽しみ」と語り、現在の様子をこう明かした。

「先月のキャンプでスタートを切って、目標を確認したり。この海外遠征で新たに力になってくれる選手たちともチーム作りを進められている」

 さらに今回の欧州遠征では「国際親善試合という貴重なチャンス。相手を分析して、我々がやれることを積み上げるのもひとつ。さらに、アジアカップに向けて対戦相手を想定した練習メニューの構築も考えています。前回は奪うというところを強調してトライしました。今回は次のステップとして攻撃の部分にもトライしていきたい。強度を上げてきているので、守備も対戦相手を想定したものをミックスしながらやっている」と着実にチーム作りが進展しているという。
 
 初陣で目指すものは、「ピッチ上もそうだが、ピッチ外のゲームに向かう準備の段階からシミュレーションできれば。流れのなかでの交代選手の役割や、チームの一体感を含めて準備できるよう、ピッチ内外でいろんなことを想定しながらスタッフと確認して2試合戦いたい」となでしこジャパンの総力を上げていきたいと語る。

 そして、ピッチ内では「奪うというところをキーポイントに、ボールを奪う、ゴールを奪う。そんなゴールへ向かう推進力みたいなシーンを出せれば」と期待を寄せた。

「なでしこというフル代表の中で初陣となりますが、楽しみな部分が多く、今のチームが海外のヨーロッパのチームにどういうパフォーマンスをピッチ上で見せてくれるか。チーム全体として出場している選手、スタッフを含めて、チームがどういう形で初戦を迎えて、いろいろな成果と課題を見つけられるか楽しみです」

 新生なでしこジャパンは初陣で勝利を奪えるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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