「良い雰囲気が作れそう」池田ジャパンの初陣へ!なでしこ3人が語った、新チームへの手応えは?

2021年11月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

攻守にアグレッシブなサッカーがテーマ

遠征先のオランダで活動を開始したなでしこジャパン。(C)JFA

 池田太新監督となった新生・日本女子代表が初の国際親善試合に向けて、遠征先のオランダでトレーニングを開始した。

 東京五輪後に指揮官交代に踏み切ったなでしこジャパンは、10月の国内合宿を経て、11月25日にアイスランド女子代表と、同29日にオランダ女子代表と対戦する。

 池田新監督が掲げているのは、攻守にアグレッシブなサッカーだ。11月23日にオンライン取材に応じた3選手にも、その意図を理解しているようだ。

 INAC神戸レオネッサに所属するFW田中美南は、「奪うことがテーマ」として、プレッシングや強度の部分を意識し、「日本がボール持っている時間を長くできるように、切り替えのところでボールを奪いたい」と語った。

 日テレ・東京ヴェルディベレーザのSB清水梨紗は、「(池田)太さんのサッカーの一番のテーマは奪うこと」として、「裏のスペースも少し捨てながら、前のところへチャレンジしていくことが多くなる」とアグレッシブな守備を心掛けているという。

 そして、今回のオランダ遠征から加わった海外組のMF長谷川唯(ウエストハム/イングランド)は、「どんな相手でも、日本の、(池田)太さんのサッカーは自分たち主導」のサッカーで、「サイドバックが高い位置で持ってすぐに攻めるというのがコンセプト」と明かした。
 
 新チームへの手応えについて、3人はこう語っている。

「チームとして雰囲気は良いと思いますし、ミーティングも自分たちが前回の合宿で積み上げてきたものを話して意思統一できました」(田中美南)

「(池田)太さんは(練習中も)ずっと熱い人だったので、それに負けないように、良い雰囲気の中で練習できている。自分たちもその熱さを超えていくことが必要だと思う。練習からそういったところも磨きをかけていければ」(清水梨紗)

「(池田監督は)明るさや熱いところ、サッカーへの情熱などは挨拶ひとつ、少し話すだけでも伝わってきていて、イメージ通りでした。良い雰囲気のチームが作れそうだなということは今日の練習を終えて感じました」(長谷川唯)

 選手たちが口々に語る、チームの雰囲気の良さをピッチで表現できるか。池田ジャパンの初陣に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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