「クリーンなチャレンジ」マネと冨安の接触を巡り、敵将とバトルのクロップが見解。アルテタは「チームを守っただけ」

2021年11月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

南野は今季リーグ戦初ゴールを決めた一戦で…

試合中にクロップ(左)とアルテタ(右)が、激しいバトルを繰り広げた。(C)Getty Images

 現地時間11月20日にプレミアリーグ第12節が開催され、リバプールとアーセナルが対戦。ホームの前者がサディオ・マネ、ディオゴ・ジョッタ、モハメド・サラーの3トップと、途中出場の南野拓実のゴールで、4-0と大勝を収めた。

【動画】冨安のタックルも間に合わず…南野が冷静に決めたプレミア今季初ゴール

 激しい衝突に場内が騒然となったのが、スコアレスで迎えた32分だ。アーセナルの冨安健洋と、リバプールのサディオ・マネがハイボールを競り合った際、先に落下地点に入った冨安が、マネに横から肘を押し当てられ、なぎ倒されるような格好になったのだ。

 このプレーを巡り、アーセナルのミケル・アルテタ監督が激怒。すると、リバプールのユルゲン・クロップ監督も応戦し、両者は一気にエキサイト。今にも殴りかからんばかりの怒鳴り合いが始まったのだ。

 やがてスタッフや審判が間に入り、事態はなんとか収拾。両監督にはイエローカードが提示されている。
 
 英紙『The Sun』によれば、クロップ監督はこの場面を振り返り、こう主張した。

「サディオはクリーンなヘディングでチャレンジして、ファウルも取られなかった。何もなかったことはあまりに明らかだ。彼はフィジカルの強い選手だが、厳しいファウルはしない。こうした勘違いはよくあることで、間違っている。彼らがベンチから立ち上がったとき、何も言わないのは難しい」

 一方、アルテタ監督は試合後にドイツ人指揮官と話をしたことを明かし、2人の間にわだかまりはないことを強調している。

「彼は自分のチームを守り、私は自分のチームを守った、それだけのことだ。(勝利を手にした)彼を祝福したよ。このような瞬間はピッチ上のみでのことだ」

 激しい攻防が繰り広げらたピッチ上と同様、両指揮官もそれだけこの大一番に気持ちが入っていたということだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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