【WEリーグ】首位INAC神戸が無敗をキープ。初失点を喫するものの、成宮唯の同点弾でマイナビ仙台と1-1決着

2021年11月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

マイナビ仙台の白木星が先制弾

成宮が2戦連発のゴールでチームを救う。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

 WEリーグは11月21日、第10節の1試合を開催。ユアテックスタジアム仙台で行なわれたマイナビ仙台レディース対INAC神戸レオネッサの一戦は、1-1の引き分けに終わった。

 開幕から無傷の8連勝中の首位INAC神戸は、前節終了時に勝点15で2位につけるマイナビ仙台との上位対決となった。

 試合は、序盤にINAC神戸がCKからFW水野蕗奈が強烈なシュートを放つ。

 一方、ホームのマイナビ仙台は、前線からの激しいプレッシャーで主導権を握ると、27分にはINAC神戸があわやオウンゴールという場面を誘発。

 さらに32分、バイタルエリアでFW池尻茉由がシュートを放つ。ディフェンスにブロックされるが、こぼれ球に反応したFW白木星が素早くシュートを放ち、ゴール左のネットを揺らす。マイナビ仙台が先制に成功。WEリーグ開幕から無失点を続けていたINAC神戸は初失点を喫する。

 相手の圧力に押されていた時間帯があったINAC神戸だが、前半アディショナルタイムに、FW髙瀬愛実のポストプレーからMF杉田妃和がシュート。これはクロスバーに嫌われるが反撃の機会を徐々に創出する。
 
 後半は一転してINAC神戸ペースに。64分に左サイドを突破した杉田が放ったシュートがディフレクトすると、ふわりと浮いたボールがファーサイドへ流れる。このボールに反応した成宮唯が押し込み同点に追いつく。

 終盤はややオープンな展開から両チームにチャンスが訪れるものの、スコアは動かず、1-1のままタイムアップを迎えた。

 この結果、上位対決は1ポイントずつを分け合う形で終了。INAC神戸は連勝は「8」でストップしたものの、無敗をキープし、勝点25で首位を堅持。マイナビ仙台は同16とし、勝点で並ぶ三菱重工浦和レッズレディースを得失点差で上回り2位をキープしている。

 次節は12月4日に全5試合が開催される。

 WEリーグ10節の結果は以下の通り。

【11月21日開催分】
仙台L 13:00 INAC神戸

【11月20日開催分】
N相模原 2-4 新潟L
広島R 1-1 千葉L
ベレーザ 0-0 大宮V
EL埼玉 1-1 浦和L

AC長野:試合開催なし

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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