ビーレフェルト奥川雅也のボレーシュートで先制、PK奪取に関与も…後半に追いつかれドロー決着

2021年11月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

奥川はこれが今シーズン3点目、ヴォルフスブルクを相手に奮闘

先制弾の奥川と2点目のPKを沈めたクロス(右)。(C)Getty Images

現地時間11月20日、ブンデスリーガ第20節が行なわれ、ビーレフェルトがホームにヴォルフスブルクを迎えた。

 ホームのビーレフェルトに所属する奥川雅也は先発出場。前節のシュツットガルト戦では両軍唯一となるゴールを決め、チームに今シーズン初勝利をもたらす活躍を見せたが、この試合でもさっそく仕事をした。

 11分、シュツットガルト戦で奥川のゴールをアシストしたヴィマーが、ドリブルで敵陣エリア前まで運ぶと、敵DFを引きつけながら浮き球のパスを送る。それを感じて落下点に走りこんだ奥川は、右足で合わせてダイレクトボレー。これがゴール左隅に突き刺さり、先制点を挙げた。

【動画】奥川の2試合連続ゴール! ヴィマーとのホットラインで先制点を奪う
 
 前半を1-0とリードして折り返したビーレフェルトは、52分、奥川のスルーパスに反応したシェプフがエリア内で倒され、PKを獲得。これをファビアン・クロスが落ち着いて決め、2-0と突き放した。

 いい流れを引き寄せたホームチームだが、62分にヴェフホルスト、63分にヌメチャにゴールを許し、2-2と追いつかれる。

 その後は、勢いに乗ったアウェーチームに対し、ビーレフェルトは防戦一方の展開に。GKオルテガを中心に懸命に跳ね返し続け、奥川ら前線はカウンターで1点を狙う。

 しかし最後までお互いに決勝点を奪えず、試合は2-2のドロー決着。ビーレフェルトにとって待望の今シーズンホームでの初勝利はお預けとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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