王者川崎、ダミアンの大台20点目などで4発快勝! セレッソは引退発表の大久保嘉人を後半投入もホームで完敗

2021年11月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

川崎の攻撃サッカーが爆発!

敵地で2ゴールを挙げたレアンドロ・ダミアンが勝利に貢献。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

J1リーグは11月20日、各地で36節の10試合を開催。ヨドコウ桜スタジアムでは、セレッソ大阪対川崎フロンターレの一戦が行なわれ、リーグ優勝を決めている川崎が4対1で勝利を収めた。

【動画】家長昭博のラストパスからレアンドロ・ダミアンが今季20点目!
 試合は開始5分に王者川崎が先制。中盤からテンポのいいパスワークでペナルティエリア内に侵入すると、右サイドからレアンドロ・ダミアンが右足でファーサイドへ流し込みネットを揺らした。レアンドロ・ダミアンの今季19点目で川崎が先手を奪う。

 その後はC大阪もコンパクトな陣形で川崎に対抗。膠着した展開となるが、前半終盤に再び川崎が加点する。40分、中盤で橘田健人がドリブルで持ち込み、右サイドへ展開。受けた家長昭博から前線のスペースへパスが供給されると、反応したL・ダミアンがGKキム・ジンヒョンのニアサイドを破るシュートでネットを揺らした。川崎がL・ダミアンの今季20点目の大台に到達するゴールで2-0と突き放して前半を折り返した。

 後半に入っても川崎の勢いは止まらない。立ち上がりの49分には、前線でL・ダミアンが粘り強くキープすると、こぼれたボールをマルシーニョが蹴り込み3点目。川崎がさらにリードを広げる。

 一方のC大阪は、前日に今季限りでの引退を発表したFW大久保嘉人を投入。積極的にボールに関わる姿勢を打ち出し、なんとか流れを引き寄せようと試みる。すると次第に左右両サイドからゴールを脅かすシーンをつくり出し、80分にはショートコーナーから奥埜博亮がヘッドで押し込み1点を返す。

 しかし、川崎もすぐさま反撃。85分、右サイドを突いた遠野大弥からのクロスを宮城天が右足ボレーで沈め、ネットを揺らす。途中出場のふたりの連係から4点目が生まれた。

 試合はこのまま4対1でタイムアップ。川崎が3試合ぶりの白星を掴み、勝点を88に伸ばした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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