「まるで学校に通っているようだった」セスクがチェルシー時代に師事したコンテの異端ぶりを明かす!「あの男は僕に…」

2021年11月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自分のサッカー観とは違う形なのかもしれない」

セスク(右)がチェルシー時代に経験した、コンテ(左)の指導を振り返った。(C)Getty Images

 元スペイン代表MFセスク・ファブレガスが、チェルシー時代にアントニオ・コンテ監督の下で経験した"がんじがらめ"のサッカーを明かした。英紙『Daily Mail』が11月18日付けで伝えている。

 現在はモナコでプレーする34歳は、バルセロナから加入した14年夏以降、4シーズン半に渡り、チェルシーでプレー。うち2年間でイタリア人指揮官と共闘し、就任1年目の2016-17シーズンにはプレミアリーグ制覇も果たした。

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 今シーズンの途中からはトッテナムで指揮を執るコンテと過ごした日々を、セスクは米放送局『CBS Sports』のインタビューで回想し、皮肉たっぷりにこう語っている。

「まるで学校に通っているようだった。約束するよ、彼はGKから(パスを繋いて)ゴールを決めるまで、何をすべきか、まさに全てを教えるんだ。自分のサッカー観とは違う形なのかもしれない。最初は難しかったよ。たくさん走って、かなりのインテンシティで、セッションも多かった」
 
 さらには、バルサ時代に師事したジョゼップ・グアルディオラ(現マンチェスター・シティ監督)を引き合いに出し、その異端さをより強調している。

「ペップのようにポジショニングを重視するコーチもいたが、僕らにはその中でも自由があった。コンテの場合、自由はなく、どこにパスをするかまで指示されたよ。あのとき僕は29歳で、すでに13年間プレーしていて、あらゆる決勝戦に出場し、多くのことを勝ち取っていた。それなのにあの男は、僕にどこでボールを渡すべきかを教えてくるんだ」

"無敵艦隊"の一員としてEURO2008、南アフリカ・ワールドカップ、EURO2012と主要大会3連覇も果たすなど、華々しいキャリアを誇るセスクだが、闘将との2年間にはとりわけ苦労を強いられたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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