日本サポーターの振る舞いが、現地ベトナムで話題となっている。

　11月11日に開催されたカタール・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選の第５節で、ここまで２勝２敗の日本代表は、ベトナムとアウェーで対戦。４戦全敗の相手から大量得点が期待されたが、前半17分に挙げた伊東純也のゴールのみに終わり、辛くも１‐０で勝利を収めている。

　そんななか、敵地ハノイのミーディン・ナショナルスタジアムを訪れた日本サポーターが掲げたバナーが話題となっている。

　ベトナム・メディア『kenh14』が「攻撃が不十分で、日本のファンは、彼らの失望を表現するために、ミーディンスタジアムにバナーを持って行った」と題した記事で紹介したのは、「ゴール前で徐行するな。必勝！日本代表！ シュート！シュート！」と書かれた横断幕だ。

【画像】「日本のファンが失望を表現」と現地で話題！ 日本サポーターが掲げたバナー

「ベトナム対日本の一戦で、テレビカメラが、アウェーチームのファンが掲げた大きなバナーを撮影した。ベトナムのような弱い相手にも、最小スコアで勝つことしかできず、日本のファンは不満を感じているだろう。この試合でも、日本は枠内シュートが５本だけで、１点しか奪えなかった」

　同メディアは、「日本はここまで２試合が完封負け、１‐０の勝利が２試合で、最も多くゴールを挙げた試合（第４節のオーストラリア戦）でも２点だけだ」と得点力不足を指摘。そういった状況から、日本のサポーターがシュートを促すバナーを掲げたと、考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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