森保J、ベトナムに1-0辛勝… 伊東純也の決勝弾で連勝も、グループ最弱相手に1点止まり

2021年11月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

VAR判定でゴールを取り消される場面も

日本に貴重な先制点をもたらした伊東。写真:JFA提供

 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のベトナム代表対日本代表が11月11日、ベトナム・ハノイのミーディン・ナショナルスタジアムで行なわれ、日本は1-0で勝利を収めた。

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 ここまで通算2勝2敗としている日本は、本大会出場圏内の2位以内へ勝利はもちろん、4連敗中の最下位ベトナムを相手にできるだけ多くの複数得点が欲しい一戦。日本は立ち上がりから強度の高い守備でベトナムに付け入る隙を与えず、奪っては縦に速い攻撃で敵陣に攻め込んだ。

 17分には大迫勇也のポストプレーから南野拓実が左サイドを抜け出し、中央へ折り返すと、走り込んだ伊東純也が左足で押し込みネットを揺らす。日本が幸先よく先制に成功した。

 その後もゲームを支配した日本だが、ベトナムの粘り強い守備もあり、試合は膠着。ベトナムに押し込むシーンも見られたが40分、カウンターから伊東がボールを持ちあがり、そのままペナルティエリア内に侵入すると、右足を一閃。強烈なシュートがネットを揺らしたが、これはVAR判定によって取り消されることに。前半は、日本が1点リードで終了した。
 
 後半、日本はメンバー交代なくスタート。依然として日本がボールを保持する展開となるが、ベトナムの抵抗に遭い、追加点が決めきれない。右の伊東のチャンスメイクで押し込み続ける日本は、63分に南野に代えて浅野拓磨、長友佑都に代えて中山雄太を投入。さらに75分には大迫に代えて古橋亨梧、田中碧に代えて柴崎岳を入れてペースアップを図る。

 しかし、幾度もチャンスを迎えながら追加点を奪えないまま終盤へ。結局、最後まで追加点はなく、日本が1-0で逃げ切った。日本は最終予選で初の連勝。通算3勝2敗としたが、5連敗でグループ最下位のベトナムを相手に、1点止まりの寂しい結果となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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