トッテナムのアントニオ・コンテ新監督がさっそく、鉄の掟を定めている。英紙『Daily Mail』が『The Athletic』の情報を基に11月10日付けで報じた。

　人一倍負けず嫌いの性格で知られ、就任時に「多くのことを変える必要がある」と訴えた闘将は、食事面での改革に着手。正午に一緒に昼食をとるようにし、練習場の食堂では「重い食べ物やサンドウィッチ」をメニューから外し、ケチャップやマヨネーズも排除したようだ。さらに、フルーツジュースの量や、調理に使用するオイルやバターの量を減らし、選手たちにはもっと果物を食べるように促している。

【PHOTO】プレミアの21-22シーズン、新ユニホームキットを総ざらい！
 

　52歳のイタリア人指揮官は、チェルシーの監督時代にも似たような方法をとっており、ピザ、炭酸飲料などに加えて、やはりケチャップを禁止していた。

　また、自分の哲学を新チームに浸透させるために、よりハードなトレーニングを実施。その結果、就任後初めて指揮を執った４日のヨーロッパ・カンファレンスリーグのフィテッセ戦は３-２で勝利を収めたものの、翌日の練習では選手たちは「死んだように」なっていたという。

　フィテッセ戦後には、選手の中には太りすぎている者もいるとし、彼らのメンタリティを変えなければならないとも主張したコンテ。徹底した管理体制で、首位に立つチェルシーとは勝点10差で、９位に沈むスパーズを浮上させることはできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻＆恋人たち

【PHOTO】Ｃ・ロナウド、ネイマール、アグエロ、エジル、ポグバetc…世界的名手たちが誇るスーパーカーを厳選＆一挙紹介！