「最悪のスタートを切った」スペイン紙が森保ジャパンの “窮地”に着目!「W杯に日本がいないかもしれない」

2021年11月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「勝てなければ、状況はもっと複雑に」

正念場を迎えている森保監督(左)。 (C)Getty Images

 もしかしたら、日本代表は次のワールドカップにいないかもしれない。そんな懸念を、海外のメディアも抱いているということだろうか。

 現地時間11月10日、スペイン紙『MARCA』のヴィクトル・ロメオ記者は「日本はカタール・ワールドカップ出場に向けて非常に難しい状況にある」と伝えた。

「日本の出場していないワールドカップを想像できるだろうか? 彼らはW杯で"固定"されたセレクションのひとつであり、"予約済"のチケットを手にしているかのように見えているが、2022年カタールW杯を前に、サムライブルーの連続出場は微妙な状況にある。森保一監督が率いるチームは、最終予選の最初の4試合のうち、オマーンとサウジアラビアに負けた。そのため、11月に行なわれるベトナム、オマーン戦は彼らのW杯出場を左右する、重要なゲームになる」

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 そしてロメオ記者は「1998年フランス大会以降、すべてのW杯に出場している彼らは最悪のスタートを切った」とし、「森保監督自身が『非常に厳しい状況にある』と認めている」と綴っている。

「グループBの日本はサウジアラビア、オーストラリア、中国というライバルがいて、もし上位2チームに入れなかった場合、3位が回る大陸間プレーオフを戦うことになる。現在4位で逆転が可能な状況ではあるが、ここ2試合で勝てなかった場合、ますます複雑な状況に陥ってしまう可能性があるのだ」

 また、戦力的には「久保(建英)はいないが、南野拓実と古橋亨梧はいる」とし、「中国戦の勝利の立役者である大迫勇也もいる」と評した。

 2022年1月には中国、そしてサウジアラビアとの対戦が控える。なんとしてでも勝利が求められる森保ジャパンのベトナム戦は、11日21時にキックオフされる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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