「やったるぜ!」浅野拓磨がゴールにも左サイド起用にも意欲! ベトナム守備陣の攻略法は…

2021年11月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

左サイドでのプレーは「得意という印象を持っています」

浅野は「常に狙っている」自らの得点でチームを勝利に導けるか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表の浅野拓磨が「毎試合やったるぜと思っている」と次戦への意気込みを語った。

 ワールドカップ・アジア最終予選を戦う日本代表は、11月11日にベトナム代表と敵地で対戦。浅野(ボーフム/ドイツ)は9日、決戦の舞台となるハノイからオンラインで取材に応じた。

 前節のオーストラリア戦で78分に南野拓実に代わってピッチに入った俊足のアタッカーは、86分にロングボールを見事なトラップで受けるとシュートを選択。決勝点となるオウンゴールを誘発した。

 前回の活躍について聞かれると、「オウンゴールという形だったが、途中出場でゴールにつながり、チームが勝利することができた。僕からすれば、今までの積み重ねがたまたま試合でああいう結果につながっただけ」と振り返り、「毎試合、毎試合『やったるぜ』という気持ちは常に持っている。その気持ちでまずは次の試合に向けていい準備をしたい」と意気込んだ。
 
 これまでも前線の複数のポジションで起用されている浅野は、「どこで出るかでも役割は変わるけど、常にゴールは目指している。攻撃ではスペースに飛び出す動き、相手の隙を突く動きは常に狙っている」と貪欲だ。

 さらに、所属チームでは右のアタッカーとして出場することが多いというが、オーストラリア戦のような左サイドの出場にも意欲的だ。

「正直に言うと、右で出るよりも左で出た時のほうが、足もとで受ける状況が多い。その後の選択肢も多く持てる」として、左サイドでのプレーも「得意という印象を持っています」と語る。

 ベトナムは最終予選でのここまでの戦い方から、5バックで引いて守ってくることが想定される。

 浅野は「なかなか簡単なゲームではないですし、厳しいゲームというのは当たり前」と気を引き締め、攻略法についてはこう語った。

「サイドからの攻撃や、クロスボールは絶対に起点になる。攻撃の部分で言えば、少なからず隙はあると思う。少ないチャンスをものにできるかどうか。サイドで出ても真ん中で出ても、相手が集中を落としたなかで、隙があれば常に狙って、スペースがなくてもひとつの動きで背後を取れる」そう自信をのぞかせた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【日本代表PHOTO】初練習は大迫、長友ら5人のみで実施!酒井、旗手、上田らも続々ハノイに集結!

【PHOTO】W杯アジア最終予選ベトナム、オマーン戦に臨む日本代表招集メンバーを一挙紹介!
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事