「ナカジマが再び微笑んだ」中島翔哉の“鮮やかな復活”に現地注目! 古巣ファンからは厳しい声も「なぜポルトではできなかった?」

2021年11月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

約2年ぶりのゴールを叩き込む

久々のゴールを挙げるなど、ベレネンセス戦で躍動した中島。※写真は前回在籍時のもの。 (C)Getty Images

 現地時間11月6日に開催されたポルトガル・リーグ第11節のベレネンセス戦(2‐0)で、ポルティモネンセのMF中島翔哉が、久々のゴールを挙げた。

 トップ下でスタメン出場を果たした中島は開始10分、左サイドからのクロスを巧みなトラップで収めながら敵DFをかわし、右足で振り抜く。低弾道の鋭いシュートを、ネットに突き刺してみせた。

 今夏にポルトからレンタルで古巣に復帰した10番は、これがポルト時代の2019年12月以来、約2年ぶりのゴールとなった。

【動画】見事なトラップでDFをかわして右足一閃!中島翔哉が鮮やかに決めた2年ぶりの復活弾
 この先制点以外にも次々にチャンスを構築し、マン・オブ・ザ・マッチに輝く活躍を見せた中島の鮮やかな"復活劇"に現地メディアも注目している。ポルトガル紙『Record』は「ナカジマが再び微笑む」と題した記事を掲載。「この日本人選手は、長い間決定的ではなかった。そして今、失われた輝きを取り戻そうとしている」と綴っている。

「ほぼ2年の時を経て、ナカジマがゴールを決めて再び微笑んだ。2019年12月19日以来、彼は得点していなかった。慣れ親しんだ家(ポルティモネンセ)に戻り、その時以来失っていた輝きを取り戻すことを目指している」

 一方で、強豪のポルトでは、10番を与えられながら精彩を欠いただけに、「なぜポルトでこういうプレーをしなかったんだ? ゾンビのようだった」といった厳しい声もあがっている。

 ただ、ポルティモネンセで結果を残せば、再びポルトでプレーする可能性も残されている。日本代表でも10番を背負ったファンタジスタの"逆襲"に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】日本屈指のドリブラー!中島翔哉のキャリアを振り返る

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