ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタが、古巣バルセロナの新監督に就任したシャビへエールを送った。スペイン紙『Marca』が11月７日付けで報じている。

　下部組織出身でトップチームには17年間（1998～2015年）在籍し、リオネル・メッシに次ぐクラブ史上２位の767試合に出場したシャビは、現役引退後の2019年にキャリアの最後を過ごしたカタールのアル・サッドで監督キャリアをスタート。昨シーズンは無敗でのリーグ制覇に導いた。

　そして、成績不振で解任されたロナウド・クーマンの後任として、６年ぶりにカンプ・ノウへ戻ってきたのだ。

　同じくバルセロナのレジェンドで、同３位の674試合の出場数を誇るイニエスタは、共にクラブの黄金時代を築き、スペイン代表でも長年タッグを組んだ盟友の帰還に期待しているようだ。『beIN SPORTS』のインタビューで、シャビの新たな挑戦に太鼓判を押している。
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「彼が完璧にフィットするのは確かだ。クラブについて知っているだけではなく、この挑戦をする準備ができているからね。彼はこの瞬間のために準備してきたし、この挑戦を受けられることにとても興奮しているから、大丈夫だと確信しているよ」

　バルセロナは６日のセルタ戦では３-０で折り返しながら、後半に３発を叩き込まれ、痛恨のドローに終わるなど、リーグ戦は直近４戦未勝利と苦戦。９位に沈み、首位のレアル・ソシエダとは勝点11差まで広がっている。

　世界屈指の名門は、ティキ・タカの代名詞とも言えるスーパーレジェンドを迎え、立て直しを図ることができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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