鳥栖が岩崎の今季初ゴールなど3発で王者を撃破! 川崎は決定機を決め切れず9試合ぶりの敗戦

2021年11月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

鳥栖が前半に奪ったリードを守り切る!

鳥栖が岩崎の今季初ゴールなど3発で、川崎に快勝を収めた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 Jリーグは11月7日に、J1第35節の7試合を各地で開催。駅前不動産スタジアムでは、サガン鳥栖対川崎フロンターレが行なわれ、3-1で鳥栖が快勝を収めた。
 
 鳥栖が前節にJ1制覇を決めた王者の川崎をホームに迎えた一戦。試合開始直後の3分に鳥栖がさっそく先制点を奪う。
 
 右サイドをドリブルで突破した飯野七聖がゴール前にグラウンダーのクロスを供給。これに走り込んだ岩崎悠人が左足で巧みに合わせてネットを揺らし、今季初ゴールを挙げる。
 
 ホームチームの勢いは止まらず。20分にはまたしても飯野のアーリークロスに酒井宣福がヘディングで合わせて追加点。さらに32分にはPKを獲得し、キッカーの小屋松知哉が冷静にゴール左に突き刺し、前半だけでリードを3点に広げる。
 
 後半、持ち味のパスワークでボールを保持して主導権を握る川崎に、何度も危険なシーンを作られるも、エドゥアルドを筆頭に守備陣が身体を張ってシュートブロック。終了間際の90+2分にレアンドロ・ダミアンに1点を返されたが、リーグ屈指の攻撃力を持つ王者を相手に最少失点に抑え、鳥栖が7試合ぶりの勝利を収めた。
 
 一方で川崎は、決定機をものにできず26節の福岡戦以来、9試合ぶりの敗戦を喫した。
 
 次節は11月20日、鳥栖はホームで北海道コンサドーレ札幌と、川崎はアウェーでセレッソ大阪と対戦する。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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