磐田、次節引き分け以上でJ1昇格が確定! 京都とのJ2首位攻防戦は山田大記の今季10点目で1-0勝利

2021年11月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

山田大記の今季10点目で先制点

山田が貴重な先制点をゲット。今季10点目が決勝点となった。写真:田中研治

 J2リーグは11月7日、各地で38節の11試合を開催。ヤマハスタジアムでは、ジュビロ磐田対京都サンガF.C.の一戦が行なわれ磐田が1-0で勝利を収めた。

 首位の磐田は引き分け以上、2位の京都は勝利すれば、他会場の結果次第でJ1昇格が決まる。大一番の直接対決は、立ち上がりから熾烈な攻防戦となった。

 前半は磐田がボール保持率で上回り、ゴールに迫る。しかし今季21得点のルキアンが再三ゴールに迫るものの決め手を欠き、ネットを揺らすことができない。前半は0-0で終了した。

 後半に入ると、京都も直近5試合で4得点のピーター・ウタカにボールを集め、チャンスをつくり出すが、得点には至らない。ゲームは終盤戦へと突入する。
 
 すると、スコアが動いたのは77分。磐田はMF遠藤保仁からのパスに反応した鈴木雄斗がクロスを入れると、そのこぼれ球に山田大記が反応。浮き球をヘディングシュートで叩きつけ、ネットを揺らした。磐田が山田の今季10点目で待望の先制点を挙げる。

 試合はその後、一進一退の攻防を見せるも1-0のままタイムアップ。磐田が1-0で逃げ切った。この結果、磐田は勝点を83に伸ばし、首位を堅持。京都は78のまま。3位のV・ファーレン長崎が東京ヴェルディに3-0で勝利を収めたため、磐田の今節の昇格は決まらず。磐田は次節、引き分け以上でJ1昇格が決まる。京都も次節勝利し、3位以下の結果次第で昇格が決まる可能性がある。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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