「彼に呼応できる選手がいない」フランクフルト鎌田大地を現地紙が好評価! しかしチーム状況を嘆く声は止まず…

2021年11月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「同点弾を奪うミッションを冷静に遂行した」

貴重な同点弾で2試合連続ゴールを決めた鎌田。(C)Getty Images

 現地時間11月4日、ヨーロッパリーグ第4節が行なわれ、フランクフルトはアウェーでオリンピアコスと対戦し、2-1で勝利を収めた。

 フランクフルトの長谷部誠は3バック中央、鎌田大地はトップ下で先発出場。鎌田は1点を先行された17分に同点弾を叩き込み、2試合連続ゴールを記録した。試合は後半終盤まで1-1で進んだが、アディショナルタイムにイェンス・ペッター・ハウゲが決勝点を挙げ、フランクフルトが敵地での勝利をもぎ取った。

【動画】オリンピアコス戦で鎌田がダメ押しの3点目! 日本人アタッカーこれまでにELで決めた全6ゴールもチェック!
 
 現地紙『Frankfurter Rundschau』は、鎌田に4段階評価で2番目に良い「まあ良かった」の評価を与えている。寸評では「重要かつ正しい方法で同点弾を奪うミッションを遂行した。遊び心でラインを破壊するボールを繰り出せるが、こうした場面で彼のアイデアを察し、呼応できる選手があまりにも不足している」と添えられている。

 ちなみに、長谷部にも同じ評価が与えられ、「パスはセーフティ、クリアに励み、彼は何をすべきかを知っている。煮えたぎった敵地のなかでも冷静だった」と綴られた。

 ELにおいては日本人単独首位となる通算8ゴールに到達した鎌田だが、未だリーグ戦では得点を挙げられていない。

 週末にはグロイター・フュルトと対戦する。リーグでの勝利は、絶対王者バイエルンに対しての1勝のみ。15位に沈んでいるチームで、日本人MFは勝利に導く活躍を見せられるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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