「今季唯一の敗戦が…」L・ダミアンが明かしたJ1連覇のカギ。1ゴール差に迫る得点王争いについては…

2021年11月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自分の最大の目標はチームの一員として優勝すること」

17ゴールで得点ランキング2位につけるL・ダミアン。1位の前田大然との争いは最終節までもつれ込みそうだ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 川崎フロンターレが連覇&4度目のJ1リーグ優勝を成し遂げた。

 11月3日に等々力陸上競技場で行なわれたJ1リーグ34節で、川崎は浦和レッズと対戦し、1-1の引き分けに終わった。しかし、2位の横浜F・マリノスがガンバ大阪に0-1で敗れたため、残り4試合で勝点差「13」に広がり、川崎の優勝が確定した。

 この試合でも先発し、ジェジエウの先制弾をお膳立てしたレアンドロ・ダミアンは試合後に「素直にうれしいです。サポーターも喜んでくれたと思います。ホームで喜び合えたことをとてもうれしく思います」と微笑み、今季の戦いをこう振り返った。

「昨シーズンは複数得点を繰り返す試合ができたが、今季は難しいシーズンになりました。前半戦はチームのスタイルで試合を重ねられたが、(三笘)薫と(田中)碧の移籍があって、チームを新しくしなければなりませんでした。その状況で福岡戦(8月25日の第26節アビスパ福岡戦、●0-1)は今季唯一の敗戦だったが、そこをひとつのカギとして、勝ち続けることができたと思う」
 
 昨季の「13」を上回る17ゴールで得点ランキング2位につけるL・ダミアンは、得点王も視界にとらえる。

 個人タイトル獲得について聞かれると、「自分の最大の目標はチームの一員として優勝すること。このようにタイトルを取れたのはうれしく思います。得点王争いについては、まだ4試合あるので、得点を重ねられたらうれしいし、それでチームの力になれたらよりうれしく思います」と、チームプレーの大切さを呼び掛けた。

 残り4試合。川崎は鳥栖、C大阪、G大阪と戦い、最終節で得点ランキングトップ(34節終了時)の前田大然を擁する横浜と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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