J1連覇の要因は「毎年新しいチームになっていく」こと。家長昭博が振り返る今季の川崎

2021年11月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「非常にいいチームになったと思います」

家長(写真)が加入した2017年以降、川崎は毎年のようにタイトルを獲得している。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 川崎フロンターレが連覇を達成した。

 Jリーグは11月3日、J1第34節の10試合を各地で開催。等々力陸上競技場で行なわれた川崎対浦和レッズの一戦は1-1の引き分けに終わった。同時刻に日産スタジアムで行なわれた2位の横浜F・マリノスがガンバ大阪に0-1で敗戦したため、川崎の2連覇が決まった。

 試合後に他会場の結果を待って優勝が決まったこともあってか、試合後のフラッシュインタビューに応じた家長昭博は「あまり現実が分かっていない感じですが、みなさんに喜んで頂いて良かったです」とここ5年間で4度目の優勝を喜んだ。

 試合は、33分にCKの流れからジェジエウが押し込み先制に成功に成功。後半は浦和の反撃を受け、89分に同点に追いつかれる展開だった。

 それでも逆転は許さなかった戦いについて、家長は「粘り強かった。チーム全員でここまでたどり着けたと思うので、全員の力が際立っていたと思います」と評価した。
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 夏には田中碧、三笘薫ら主力が抜けたなか、今季はチーム数が増えているため、例年の記録と単純な比較はできないものの、4試合を残した現在で、昨季の歴史的な成績を上回る勝点85、失点22という成績を記録している。

 家長はここまでのシーズンをこう振り返った。

「本当に毎年新しいチームになっていくので、今年のチームは若い選手が多かったと思います。途中で代表クラスの選手も抜けたので、苦しいシーズンだったですけど、本当に、一人ひとり毎日向上することを目標にやってきたので、非常にいいチームになったと思います」と語り、今後についてはこう語った。

「今日で終わりだったら最高なんですけど、まだあと4試合。Jリーグが4試合、天皇杯が2試合あるので、それも王者らしい試合ができるように頑張ります」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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