現地10月31日に開催されたベルギー・リーグの第13節で、伊東純也の所属する10位のヘンクは、14位のズルテ＝ワヘレムと敵地で対戦。６‐２の圧勝を飾っている。

　この一戦で、文字通り躍動したのが、故障が心配されながら右ウイングで先発した伊東だ。開始13分に、見事なアウトサイドキックで先制ゴールを奪うと、45分と47分には右サイドから送り込んだパスとクロスで、立て続けにアシストをマーク。さらに52分のチーム４点目の起点にもなるなど、まさに無双状態だった。

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　現地の放送局『ELEVEN SPORTS』が注目したのが、70分のシーンだ。右サイドでボールを受けた日本代表アタッカーは、ヘンクからレンタル中のセネガル代表MFイブラヒマ・セックを華麗な股抜きで抜き去ると、そのままドリブルで持ち込み、強烈なシュート。バーに直撃してゴールとはならなかったものの、キレキレのプレーを披露した。

『ELEVEN SPORTS』の公式インスタグラムは、「この日のイトウは神出鬼没だった」という一文とともに、ゴールシーンではないこの場面を切り取った動画を投稿している。

　192センチを誇る"元同僚"の巨漢MFを翻弄した股抜きが、それほど鮮烈だったということだろう。
　
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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