「なんて素晴らしいゴラッソだ」ファンを虜にした柴崎岳のぶれ球弾に決定!【日本人欧州組・10月の月間ベストゴール】

2021年11月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合後には流暢なスペイン語でインタビューに対応

無回転のミドルシュートで今シーズン初ゴールを奪った柴崎。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 欧州の各国リーグで奮闘している日本人選手が挙げた得点の中から、サッカーダイジェストWeb編集部がその月のベストゴールを選定する今企画。第2回目となる2021年10月の"最優秀弾"としてセレクトしたのは、円熟味を増す司令塔が決めたぶれ球ミドルだ。

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10月の月間ベストゴール
柴崎岳(レガネス)[10月3日、ラ・リーガ2部第8節ルーゴ戦(1-1)の47分]

 ダブルボランチの一角で先発した柴崎が、ホームサポーターが一斉に立ち上がる衝撃の一発を奪ったのは、スコアレスで迎えた後半開始直後だった。

 ゴールまで25メートルほどの位置でボールを受けると、迷わず右足を一閃。正面に飛んだにもかかわらず、相手守護神が対応できない強烈な無回転シュートをゴールに叩き込んだのだ。

【動画】柴崎が決めた圧巻の25メートルぶれ球ゴラッソ(5分~)
 
 クラブの公式ツイッターが、「ガクの美しいミドルシュートがレガネスの先制点です」と伝えたこのゴラッソには、ファンから「なんというゴラッソだ」「偉大なガク」「ミドルシュート素晴らしいです!」といった興奮の声が寄せられた。

 1ゴール・1アシストで逆転勝利の立役者となった昨シーズンのアルコルコン戦(〇2-1、4月25日)以来、5か月ぶりのゴールを記録した29歳は試合後、流暢なスペイン語で次のように語っている。

【動画】試合後に流暢なスペイン語でインタビューに応じる柴崎

「ゴールを決められて嬉しいです。引き分けて勝点1を手にしましたが、個人的には勝ち点2を落としてしまった感覚です。勝利のために戦い続けないといけません」

 レガネスは現在、6戦未勝利で降格圏に低迷。先月31日には元チュニジア代表MFメディ・ナフティの新監督就任が発表された。ロシア・ワールドカップで活躍した際には。「日本のアンドレア・ピルロ」とも称されたMFは、チームを窮地から救うことができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】キュートで上手い!柴崎岳の妻・真野恵里菜さんが投稿したリフティング動画

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