現地時間10月30日に開催されたプレミアリーグ第10節で、冨安健洋の所属する10位のアーセナルは、同じ勝点14で９位のレスターと敵地で対戦。５分にガブリエウ・マガリャンイス、18分にエミール・スミス・ロウがゴールを奪うと、以降は押し込まれる時間が続くも、最後まで集中力を切らさず、相手の攻撃をシャットアウト。２-０の快勝で、リーグ戦７戦無敗とした。

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　クラブ公式サイトによれば試合後、持ち前の冷静沈着な守備でチームの完封勝利に貢献した日本代表DFに、ミケル・アルテタ監督が言及。次のように特大の賛辞を寄せている。
 

「彼を迎えることができて嬉しいよ。まず彼はとても素晴らしいキャラクターだ。正しいことを全て行ない、最高のプロ意識を持っている。また、バックラインで多くの落ち着きを与えてくれているし、我々がやりたいことを理解してくれている。彼は最高の選手だと思う。この国のディフェンダーとしての適応力と、それを成し遂げた彼のやり方は、賞賛に値する」

　アーセナルは1954-55シーズン以来のリーグ開幕３連敗と最悪のスタートを切るも、移籍市場最終日に加入した冨安のデビュー以降は、５勝２分けと成績はうなぎ登りだ。ファンはもちろん、指揮官のハートもがっちり掴む22歳は、まさに救世主的存在となっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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