現地時間10月27日に開催されたリーグカップの４回戦で、リバプールは２部のプレストンと敵地で対戦。連係不足で攻撃が嚙み合わず、大苦戦を強いられるも、62分に南野がネコ・ウィリアムズからのクロスをダイレクトで押し込み、ついに均衡を破る。

【動画】難しい浮き球を上手く左足で押し込む！南野の勝利に導く一撃をチェック（45秒～）

　これで勢いに乗ると、84分にもディボック・オリギが技ありのヒールシュートで追加点を奪い、勝負あり。２-０で勝利し、次のラウンドへ駒を進めている。

　クラブ公式サイトによれば、ユルゲン・クロップ監督は試合終了直後、勝利の立役者となった日本代表FWに惜しみない賛辞を寄せている。
 

「タキはクオリティが高い。タキの問題は…実際には問題はないが、彼のポジションの他の選手がとても優秀で、我々にとってはありがたいことに彼らは怪我をしていない。それだけなんだ。タキ自身は絶対に大丈夫だ。素晴らしい瞬間を持っているし、トレーニング面では今夜見せたものよりもはるかに優れている。

　それに彼は我々のゲームを本当によく理解しているので、投入すればすぐに我々のサッカーの大部分を担うことができる。今夜の彼は明らかにそうだった。これからもっともっと良くなるね」

　リバプールの前線には、大エースのモハメド・サラーをはじめ、サディオ・マネ、フィルミーノ、ディオゴ・ジョッタと、世界屈指の強力ストライカー陣が顔を揃える。ドイツ人指揮官も一目置くポテンシャルを持つ南野は、短い時間で結果を残し、その一角に割って入ることはできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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