「我々のスタメンに簡単にフィットする」クロップ監督の右腕が“不遇”の南野拓実に太鼓判!「ノーリッジ戦は素晴らしい例」

2021年10月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

今シーズン初出場で2ゴールと圧巻の活躍も…

南野はカップ戦で結果を残し、リーグ戦での出場機会を掴めるか。(C)Getty Images

 ユルゲン・クロップ監督の下、リバプールのアシスタントコーチを務めるペピン・リンダースが現地時間10月26日、リーグカップ4回戦のプレストン戦の前日会見に出席。ここまで公式戦2試合の出場に留まっている南野拓実について語った。

 2020年1月にリバプールに加入し、サウサンプトンへのレンタルを挟みながら3年目を迎えた南野は、プレシーズンで好印象を残しながら、開幕後は出場機会が全く訪れず。ようやく初出場を果たした先月21日のノーリッジ戦(リーグカップ3回戦)では2ゴールと圧巻の活躍を見せるが、以降は再びベンチを温める日々が続き、いまだリーグ戦の出場はゼロだ。

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 不遇の時を過ごす日本代表FWについて、リンダースは同じ境遇にあるディボック・オリギと共に、こう見解を示している。

「タキとディボックのいいところは、チャンスがないときでも全力でトレーニングしていることだ。だからこそ、今の彼らのレベルがあるのだと思う。彼らはとてもシャープに見える。ディボックは間違いなく世界最高のフィニッシャーのひとりだ。様々なクラブで仕事をしてきたが、ワールドクラスで間違いない。もちろん彼をそのポジションで起用すればだけどね。

 タキはノーリッジ戦の素晴らしい例を見てもわかるように、我々のスタメンに簡単にフィットできる。忍耐強く、他の選手と同じようにトレーニングを続けることが最も重要だ。一生懸命良いトレーニングをして、良い状態でいること。そうすればチャンスが来たときに準備もできている」
 
 プレミア王者として臨んだ昨シーズンは怪我人が相次ぎ、総力戦を余儀なくされたなかで、38歳のオランダ人コーチは、チーム全員が同じメンタリティを持って戦う重要性を説いている。

「昨シーズンは、我々が全ての選手を必要としていることを証明した。一瞬、自分は必要ないと思っても、きっちりプレーしなければならない。今シーズンもすでに何人かの選手がそうなっていたね。全員が準備を整え、そのメンタリティを示さなければならないんだ。ビッグクラブでプレーしたいのであれば、他の選手と同じようなトレーニングをしなければならない」

 今シーズン2度目の先発が期待されるプレストン戦で、南野はノーリッジ戦のようなインパクトを残し、クロップ監督にアピールできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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