メッシに引けを取らないインパクトを残す
本田圭佑がかつて対戦した超逸材について回顧した。
リトアニアのスードゥバで新たな挑戦を始めた本田は、自身のYouTubeチャンネルの生配信で、フォロワーから次のような質問を受けた。
「2005年のワールドユースで戦ったオランダ代表のクインシーを覚えていますか? 日本代表が彼のドリブル突破にかなり苦戦していたのは衝撃でした。ただ、その後伸び悩んだようですが」
同い年の怪物について、本田は「覚えてますよ。がっつりやられたんで」と答え、「強い選手がいるなというのが第一印象でしたね。日本ではまず味わえないフィジカルだった」と対戦を振り返った。
当時アーセナルに所属していたクインシー・オウス=アベイエと本田が対戦したのは、今から16年前の2005年ワールドユース(現U-20ワールドカップ)。リオネル・メッシがMVPと得点王に輝いたこの大会で、グループステージの初戦で開催国のオランダと対戦した日本は、立ち上がりから左ウイングに入ったオウス=アベイエに圧倒される。
7分にこの7番のパスからイブラヒム・アフェライに先制点を奪われると、その11分後に驚愕のドリブルを許す。敵陣でボールを持ったオウス=アベイエをハーフウェイライン付近で本田を含む3人で囲むものの、圧倒的なフィジカルを利して強引に突破されると、最後はDF柳楽智和が一瞬でかわされ、グラウンダーのクロス。これをライアン・バベルに決められ、開始18分で2点のリードを許す。本田がなぎ倒されたこのドリブルは、世界に衝撃を与えた。
【動画】本田をなぎ倒し4人を無力化!世界が衝撃を受けた怪物オウス=アベイエの驚愕ドリブル
リトアニアのスードゥバで新たな挑戦を始めた本田は、自身のYouTubeチャンネルの生配信で、フォロワーから次のような質問を受けた。
「2005年のワールドユースで戦ったオランダ代表のクインシーを覚えていますか? 日本代表が彼のドリブル突破にかなり苦戦していたのは衝撃でした。ただ、その後伸び悩んだようですが」
同い年の怪物について、本田は「覚えてますよ。がっつりやられたんで」と答え、「強い選手がいるなというのが第一印象でしたね。日本ではまず味わえないフィジカルだった」と対戦を振り返った。
当時アーセナルに所属していたクインシー・オウス=アベイエと本田が対戦したのは、今から16年前の2005年ワールドユース(現U-20ワールドカップ)。リオネル・メッシがMVPと得点王に輝いたこの大会で、グループステージの初戦で開催国のオランダと対戦した日本は、立ち上がりから左ウイングに入ったオウス=アベイエに圧倒される。
7分にこの7番のパスからイブラヒム・アフェライに先制点を奪われると、その11分後に驚愕のドリブルを許す。敵陣でボールを持ったオウス=アベイエをハーフウェイライン付近で本田を含む3人で囲むものの、圧倒的なフィジカルを利して強引に突破されると、最後はDF柳楽智和が一瞬でかわされ、グラウンダーのクロス。これをライアン・バベルに決められ、開始18分で2点のリードを許す。本田がなぎ倒されたこのドリブルは、世界に衝撃を与えた。
【動画】本田をなぎ倒し4人を無力化!世界が衝撃を受けた怪物オウス=アベイエの驚愕ドリブル
結局、FW平山相太のゴールで1点を返したものの、日本は1‐2で敗北。点差以上に、世界との差を痛感させられた試合でもあった。
ただ、メッシにも引けを取らないインパクトを残した“怪物”はその後、表舞台で輝きを放つことはなかった。この年に暴行容疑で逮捕されるなど素行不良を繰り返し、06年1月にスパルタク・モスクワへ移籍した後もレンタル生活が続き、ついにその才能が開花することはなかったのだ。
A代表は両親のルーツであるガーナを選択し、ベスト8に躍進した10年の南アフリカ・ワールドカップに出場したのが、最後の晴れ舞台となった。
本田も、「伸び悩んだというか、性格に難があったみたいですね。才能だけでやっているタイプだったのかも」と語っている。
30歳で現役を引退したオウス=アベイエは、ラッパーとして第2の人生を楽しんでいるという。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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