古橋亨梧の発言は、いまだ議論の的となっている。
古橋は先日、日本メディアに対する取材で、冨安健洋のアーセナルでの活躍を受け、セルティックで結果を残すことがプレミアリーグへの「近道」になると話した。これが現地に伝わると、サウサンプトンが関心を寄せているとの噂が浮上したこともあり、一部からは批判の声が寄せられている。
例えば、スコットランドでの経験が豊富な元選手のノエル・ウィーランは、『Football Insider』で「契約しているクラブに集中するべき」「少し敬意を欠いている」と、去就を語るのは早計だと指摘した。
『THIS IS FUTBOL』によると、そのウィーランの批判に対し、セルティックの一部サポーターが反論している。ウィーランの主張を伝える『Celtic Insider』のフェイスブック投稿には、以下のようなコメントが届けられた。
「少なくとも彼は正直だ。その移籍のための仕事をすれば、それは我々にとっても有益でしかない」
「彼はスケープゴートにされた。人には野心がある。彼に自分のプレーをさせ、価値を証明させよう」
「彼が言い出したことじゃない。考えるかどうかを尋ねられたんだ。すべての選手(そして一般的にすべての人)が野心を持つもの。それは良いことだ」
「質問によらないか? 文字どおり、彼はセルティックで集中し、生き残ることが必要と答えた。プレミアについて質問されて、『悪いが興味ない。残る人生はセルティックで』とは言わないだろう」
「彼の発言の何が間違えている? 彼が言ったのは、良いパフォーマンスでその道が開けるということ。今それを望んでいるとか、セルティックでベストを尽くさないとかを言ったのではない。良いパフォーマンスがその助けになるはずと言ったんだ。それはセルティックにとって良いことでしかない」
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「あんなことを言うべきじゃなかった」と苦言
それでも、古橋に対する批判の声は止まらない。アストン・ビラで活躍した元イングランド代表FWのガブリエル・アグボンラホールは、『Football Insider』で「彼はあんなことを言うべきじゃなかったと思う」と苦言を呈している。
「自分だけにとどめて口にしないでおくべきことだ。代理人や親しい友人には言っても、インタビューでは言わない。セルティックに敬意を欠くことになるからだ。彼は謝罪すべきだと思う」
快足が売りだったアタッカーは「まだ来たばかりなのだから、セルティックに敬意を払わなければならない」と続けた。
「数試合が良かったからと浮かれてプレミアについて話してはいけない。セルティックのためにベストを尽くし、チームにタイトルを取り戻させることだけに集中しなければならない」
しかし、このアグボンラホールの発言にも反論が寄せられた。
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