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「ケインとソンに仕事をさせなかった」冨安健洋の“ダービー初陣”を英国人記者が絶賛!「彼に対して恥じた」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

スティーブ・マッケンジー

2021年09月27日

「このダービーで重要なのは勝利だ」

フル出場で勝利に貢献した冨安。(C)Getty Images

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 現地時間9月26日に行なわれた、アーセナル対トッテナムを観戦した。そう、冨安健洋にとっては初めてのノースロンドン・ダービーだ。

 アーセナルとトッテナムの対戦というのは、ほかのどんなゲームとも意味合いが異なる。どんな試合よりも重要だと言ってもいい。アーセナルに求められるのは勝利だけだ。

 ちなみに、このダービーが開催されるマッチデー・プログラムも、通常とは異なっているのが常だ。表紙は、これまでにこのカードで特別な瞬間を生んだパトリック・ヴィエイラ、デニス・ベルカンプ、トニー・アダムスといった面々の名場面がコラージュされた特別バージョンが飾り、中身もノースロンドンの歴史に言及したものだった。そして冨安は、このプログラムで9ページにわたって大々的に取り上げられたのだ。まだアーセナルに到着したばかりの若者が、この短期間でどれだけの影響をクラブに与えたのか、その凄さがこれで伝わるだろうか。

 今シーズンのアーセナルは、3連敗という最低なスタートを切った。そこから冨安が加わり、ノーリッジとバーンリーに連勝を飾ったが、トッテナムは、実力でいえひとつ高いレベルの相手だ。この大一番に向け、現地では若き日本人プレーヤーについて、多くのことが語られていた。

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 ノーリッジとバーンリーは、プレミアリーグにおいて「最もタフな相手」とは言いづらい。メディアやファンの間では、彼の空中戦の強さに注目が集まり、クレバーなタックルも称えられていたが、”宿敵”トッテナムとの対戦でも発揮されるのか、誰もが期待と不安を胸に抱いていた。

 それに、プレミアリーグに移籍してきたばかりの選手というのは、弱点として狙われやすい。これまでの信頼が一気に地に落ちる可能性もあった。

 ダービーという異質な空間で、イングランド代表FWハリー・ケインや韓国代表FWソン・フンミンといった選手との対戦は、冨安にとって間違いなく大きな試練であったはずだ。それなのに、試合開始からソン・フンミンと対峙していた彼は、私には楽しんでいるようにさえ見えた。そして確実に世界最高の選手のひとりを袋小路に追い詰め、封じ込んでいた。

 私は、彼に対して「トッテナムとの対戦は試金石」と思っていたことを恥じた。背番号18はボールを持てば快適にプレーし、ケインとソン・フンミンという敵の二枚看板に、ほぼ仕事をさせなかったのだから。

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