現地時間９月19日、リーグ・アン第６節が行なわれ、パリ・サンジェルマンはリヨンとホームで対戦し、２-１の勝利を収めた。

　パリSGは、１‐１のドローに終わったチャンピオンズ・リーグのクラブ・ブルージュ戦に続いてネイマール、キリアン・エムバペ、リオネル・メッシの３人が先発。さらにアンヘル・ディ・マリアも前線に顔を並べる豪華な布陣でこの大一番に臨んだ。

　だが、前半をスコアレスで折り返すと、54分に先制される苦しい展開。66分にネイマールが獲得したPKを自ら決めて同点に追いつくと、後半アディショナルタイムにマウロ・イカルディが逆転弾を叩き込み、何とか白星を手にしたのだった。

　劇的勝利に本拠地バルク・デ・プランスは熱狂に包まれたが、この試合で最もフォーカスされたのは、メッシの途中交代だった。マウリシオ・ポチェティーノ監督が、76分に新エースを下げて、アシュラフ・ハキミを投入したのだ。

　交代の際にメッシがなんとも言えない表情を浮かべていたことが話題を呼んでいるが、この采配に対するファンの意見は、真っ二つに割れている。

【写真】それは怒り？驚き？ 交代を命じられたメッシが、何とも言えない表情で監督を見つめる姿をチェック！

　南米メディア『BOLAVIP』によれば、パリSGの公式SNSには試合直後から「ポチェッティーノ、アウト」「勝ったのはいいが、なぜメッシを交代させた！？」「無能がメッシの交代を命じるなど許されない！」「こんな男にチームを率いる価値はない」「ポチェout、ジダンin」「信じられない愚かな監督だ」といった指揮官への批判が殺到したと報じている。

　一方で、「バルサのファンが見苦しい。外野は黙ってろ」「メッシだけのファンはお呼びじゃない！引っ込んでろ」「ジズーがマルセイユ出身だと知らない無知な奴ら」「ポチェの男気に驚いた。うれしいサプライズだった」「正直言うと、メッシがいないほうが強い…」といった擁護の声も上がっており、SNSのコメント欄は炎上状態だ。

　結果的にパリSGはリーグ戦６連勝で、２位のマルセイユとは５ポイント差をつけ、早くも独走態勢に入っている。

　22日に行なわれるアウェーのメス戦で、指揮官はメッシをどのように扱うのか。小さくない注目を集めそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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