下位チームが相手だったとはいえ、開幕3連敗でその間9失点だったチームが、2試合連続完封勝利。冨安健洋がもたらした効果は絶大だ。
現地時間9月18日に開催されたプレミアリーグ第5節で、アーセナルは、バーンリーと敵地で対戦。30分にMFマルティン・ウーデゴーが直接FKを叩き込んで先制すると、このリードを守り切って、1‐0の白星を飾った。
2試合連続のウノ・ゼロ勝利に小さくない貢献を果たしたのが冨安だ。プレミアデビューを飾った前節のノーリッジ戦に続いて右SBでスタメン出場を果たすと、陸・空ともにデュエルで抜群の強さを発揮。堂々たる振る舞いでビルドアップにも積極的に関与し、贔屓目抜きで称賛に値するパフォーマンスを見せた。
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ウーデゴーがFK弾が決勝点
それはミケル・アルテタ監督も認めている。英国メディア『football.london』によれば、試合後のインタビューで、日本代表DFとCBのガブリエウ・マガリャンイスについて、「どちらも本当に素晴らしかった」と絶賛し、こう続けたのだ。
「全体的に4バックは本当にしっかりしていた。プレッシャーを掛けられても、あまり動じなかった。とても良かったよ」
故障で出遅れていたガブリエウと冨安が入ったノーリッジ戦から、ぐっと安定感が増したガナーズの最終ライン。次節、宿敵トッテナムとのノースロンドン・ダービーが真価の問われる一戦となりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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