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トミヤスとは何者だ? アーセナル新加入の冨安健洋を英紙が特集! 紹介した「手本の選手」と「羨むべき特徴」とは?

カテゴリ:海外日本人

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2021年09月05日

右SBでの起用が有力と予想されるが…

アーセナルの救世主となるか。ニューカマーの冨安に現地でも注目が集まっている。(C)Getty Images

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 タケヒロ・トミヤスは、アーセナルにとって有益な補強なのか?

 移籍市場最終日にイングランドの名門クラブが最大2300万ユーロ(約28億8000万円)という移籍金で獲得した冨安健洋は、チームが低迷している現状もあり、大きな注目を集めている。

 英紙『Daily Mail』は現地時間9月4日、「アーセナル新戦力のタケヒロ・トミヤスとは何者か?ユーティリティーな日本のスターは最終ラインの全てのポジションをこなし、マスチェラーノを守備の手本に」と題し、日本代表DFを紹介する記事を掲載した。

 同紙は冨安が「日本で頭角を現していたが、母国を離れて欧州に挑む大胆で非常に賢い決断を下した」と、「恐れ知らず」と表現。「最後はMFからCBとなったマスチェラーノを手本にしているといわれる」と、元アルゼンチン代表の名手を引き合いに出して紹介している。

 また、「おそらくはポジションに関して最も柔軟な経歴を持つひとり」と、ユーティリティー性を評価。「埋める必要のある役割をこなすことができる。特に若い選手にとっては羨むべき特徴」と、複数のポジションをハイレベルにこなす点が「ミケル・アルテタ監督にとって有益」だと指摘した。
 
 さらに、「もうひとつの特徴がパスのレパートリー」だとし、昨季のセリエAでパス成功率が83.2%とトップ20入りしたことを紹介。「CBとしてプレーしたときのファイナルサードへのパスは、1試合平均5本弱。低迷するアーセナルにとって心強い知らせ」と、組み立てへの関与にも期待を寄せる。

 もちろん、本職の守備の能力も評価。アーセナルはこの夏、ベン・ホワイトに5000万ポンド(約70億円)を投じたが、『Daily Mail』は「1試合平均デュエル勝利ではトミヤスが上」と紹介した。

「ホワイトが激しいプレミアリーグで競っていたため議論の余地があるものの、トミヤスは勝率も56%。今後の成長に向けて吉兆だ。空中戦も強く、昨季は勝率64.6%だった」

 同紙は最後に、エクトル・ベジェリンが退団したことで、冨安は4-2-3-1の右SB起用が有力と予想。だが、リーグ開幕3試合で9失点の3連敗中だけに、「CB起用が早くに訪れる可能性もあるはず」と締めくくった。

「特に、現状の苦境からいかに抜け出せるか、アルテタは頭を悩ませているからだ」

 苦しむ名門に飛び込んだ22歳の新たな挑戦に期待が集まる。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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