• トップ
  • ニュース一覧
  • 【総体】優勝候補・青森山田が大会記録を破る勢いでゴールを量産中! 誰もが点を奪える圧巻の強さの秘訣は?

【総体】優勝候補・青森山田が大会記録を破る勢いでゴールを量産中! 誰もが点を奪える圧巻の強さの秘訣は?

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希

2021年08月20日

大会記録の26ゴールにあと2点と迫る勢い。フィールド15人中12人が得点をゲット!

準々決勝までの4試合で24得点を挙げている青森山田。圧巻の強さを見せつけている。写真:松尾祐希

画像を見る

[インターハイ準々決勝]東山2-5青森山田/8月19日(木)/三国運動公園陸上競技場

 4試合で24得点。準々決勝終了時点で1982年度の帝京と2014年度の東福岡が記録した大会記録の26ゴールにあと2点と迫るなど、圧倒的な攻撃力で14年度以来となるベスト4へ駒を進めた。

【PHOTO】2021年インターハイを熱くする“逸材タレント”を写真でチェック!~MF編
 U-18高円宮杯プレミアリーグEASTでも首位を走っており、実力が頭ひとつ抜けているのは確かだ。とはいえ、相手は熾烈な都道府県予選を勝ち抜いたチームばかり。そうした相手に付け入る隙を与えず、怒涛のラッシュを決め込んでいるのは流石の一言だ。

 とりわけ、今大会で際立っているのは多彩な攻撃だ。ロングスローを含めたセットプレーの強さは健在で、サイドアタックや中央突破、ショートカウンターなど様々な形からネットを揺らしてきた。また、試合ごとに得点者が変わるのもチームの強み。実際に今大会でゴールを決めた選手はフィールドプレーヤー15人中12人。8-0で勝利した初芝橋本との2回戦は7人で8得点を奪い、同じく8-0で勝利した丸岡との3回戦は8人で8得点を挙げた。

 8月19日に行なわれた準々決勝の東山戦も5-2で快勝。4人で5得点を挙げ、多彩なゴールバリエーションで相手に付け入る隙を与えなかった。

 どこからでも誰もが得点を奪う――。東山戦では、それを象徴するふたつのゴールが見られた。ひとつ目が1-0で迎えた19分に奪った右MF田澤夢積(3年)の得点だ。左MF藤森颯太(3年)が右サイドを打開。ゴール前にクロスを入ると、逆サイドを主戦場とする田澤がファーサイドに飛び込んでネットを揺らした。

「逆サイドのクロスに蓋をすることは決まり事。やるべき仕事を遂行したことが得点につながりました」と、田澤は冷静にゴールシーンを振り返ったが、簡単なことではない。2トップの名須川真光(3年)、渡邊星来(3年)、トップ下の松木玖生(3年)が合わせられなくても、逆サイドの選手がゴール前にきっちり詰める。サボらずにきちんとゴール前に入り切っていたからこそ、生まれた得点だった。
 
【関連記事】
総体4強が決定! 大本命・青森山田が4試合24得点と圧巻の強さ!! 静岡学園は優勝候補の一角を撃破
高校サッカー界のキングや数々の世代別代表も! 福井インターハイを彩る“逸材45人”を編集部が厳選!~MF編
今大会4点目となる決勝弾! 静岡学園の持山匡佑は優勝候補との一戦へ「自分たちらしいサッカーをしたい!」【総体準々決勝】
神村エース、流経大柏の核、湘南内定CF…福井インターハイを彩る“逸材45人”を編集部が厳選!~FW編
尚志の新たな怪物や矢板中央のビッグセーバーなど…福井インターハイを彩る“逸材45人”を編集部が厳選!~DF・GK編

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ