「負けてひどく気落ちしていたんでしょう」
大きな反響を呼んでいるのが、U-24韓国代表の10番の振る舞いだ。
7月22日に行なわれた東京五輪のグループリーグ第1節で、ニュージーランドに0-1で敗れた、その試合後だった。
決勝点を挙げたニュージーランドのFWクリス・ウッドから握手を求められた韓国のMFイ・ドンギョンが、なんとその手を払いのけて拒絶したのだ。
この行為は、瞬く間に世界中に拡散し、ニュージーランドをはじめとする国外メディアはもちろん、国内からも批判の声があがる事態となってしまった。
7月22日に行なわれた東京五輪のグループリーグ第1節で、ニュージーランドに0-1で敗れた、その試合後だった。
決勝点を挙げたニュージーランドのFWクリス・ウッドから握手を求められた韓国のMFイ・ドンギョンが、なんとその手を払いのけて拒絶したのだ。
この行為は、瞬く間に世界中に拡散し、ニュージーランドをはじめとする国外メディアはもちろん、国内からも批判の声があがる事態となってしまった。
この握手拒否について、韓国のメディア関係者はどう感じているのだろうか。東京五輪の取材現場で居合わせたKBS(韓国公共放送)のTVカメラマン、キム・チュルホ氏に尋ねてみた。
「難しい問題ですね……」と切り出したキム氏は、「まず握手をしなかった理由として、コロナがあると思います。下手に接触してはいけないですからね。それから、負けてひどく気落ちしていたんでしょう」と続けた。
そして、イ・ドンギョンの人柄について、「普段の彼はとても紳士的で、いい青年なんですよ」と強調しつつ、「ただ、倫理的、倫理的には……」と言葉を濁した。
カメラ越しにイ・ドンギョンを追い、その素顔を知っているからこそ、ウッドに対する振る舞いが信じられなかったようだ。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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「難しい問題ですね……」と切り出したキム氏は、「まず握手をしなかった理由として、コロナがあると思います。下手に接触してはいけないですからね。それから、負けてひどく気落ちしていたんでしょう」と続けた。
そして、イ・ドンギョンの人柄について、「普段の彼はとても紳士的で、いい青年なんですよ」と強調しつつ、「ただ、倫理的、倫理的には……」と言葉を濁した。
カメラ越しにイ・ドンギョンを追い、その素顔を知っているからこそ、ウッドに対する振る舞いが信じられなかったようだ。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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