「スタジオで働いている昔の選手だよね?」と質問
得点こそなかったが、たびたびの好機演出に、決勝点のPKにつながる絶妙なパスは、マン・オブ・ザ・マッチにふさわしいパフォーマンスだった。サッカー界のレジェンドから、賛辞を寄せられたのも妥当だ。ただ、彼はそのレジェンドをあまり知らなかったという。
6月18日のEURO2020グループE第2節、スウェーデンは1-0でスロバキアに勝利した。初戦でスペインと引き分けていたヤンネ・アンデション監督のチームは、4ポイントで暫定首位。決勝トーナメント進出に近づいている。
77分のエミル・フォシュベリの決勝点は、ロビン・クアイソンがGKマルティン・ドゥブラフカに倒されて得たPKを決めたものだった。そしてクアイソンに決定的なパスを出したのが、レアル・ソシエダに所属するアレクサンデル・イサクだ。
ゴールに絡んだプレー以外にも、スロバキア守備陣を度々脅かしていたイサクのパフォーマンスは、元イングランド代表のガリー・リネカーを感嘆させた。ツイッターで「欧州クラブから大きな関心を寄せられることは疑いないと思う。素晴らしいタレント」と、イサクを称賛している。
【動画】スロバキア戦でイサクが披露したキレキレのドリブルはこちら
6月18日のEURO2020グループE第2節、スウェーデンは1-0でスロバキアに勝利した。初戦でスペインと引き分けていたヤンネ・アンデション監督のチームは、4ポイントで暫定首位。決勝トーナメント進出に近づいている。
77分のエミル・フォシュベリの決勝点は、ロビン・クアイソンがGKマルティン・ドゥブラフカに倒されて得たPKを決めたものだった。そしてクアイソンに決定的なパスを出したのが、レアル・ソシエダに所属するアレクサンデル・イサクだ。
ゴールに絡んだプレー以外にも、スロバキア守備陣を度々脅かしていたイサクのパフォーマンスは、元イングランド代表のガリー・リネカーを感嘆させた。ツイッターで「欧州クラブから大きな関心を寄せられることは疑いないと思う。素晴らしいタレント」と、イサクを称賛している。
【動画】スロバキア戦でイサクが披露したキレキレのドリブルはこちら
だが、英紙『Daily Mail』によると、そのリネカーの賛辞を聞いたイサクは、「そんなによく知らないんだけど、スタジオで働いている昔の選手だよね?」と答えた。21歳のスウェーデン代表FWは、ワールドカップ(W杯)で得点王になったリネカーにピンとこなかったようだ。
1986年W杯のトップスコアラーだと聞くと、イサクは「僕はまだ生まれていなかったけど、少しは彼のことを知っている」と答えたという。そして、そのイサクに対するリネカーのSNSでのリアクションは、おじいちゃんの絵文字だった。実際、60歳のリネカーは、21歳のイサクの祖父世代と言える。
選手は移り変わっても、サッカーは続く。世代が異なれば、レジェンドの存在をよく知らないということも十分にあり得る。大切なのは、どの世代の人も、どの世代に対しても敬意を欠かないことだ。
次にイサクが活躍したとき、リネカーはどのように反応し、それにイサクはどう応えるだろうか。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
1986年W杯のトップスコアラーだと聞くと、イサクは「僕はまだ生まれていなかったけど、少しは彼のことを知っている」と答えたという。そして、そのイサクに対するリネカーのSNSでのリアクションは、おじいちゃんの絵文字だった。実際、60歳のリネカーは、21歳のイサクの祖父世代と言える。
選手は移り変わっても、サッカーは続く。世代が異なれば、レジェンドの存在をよく知らないということも十分にあり得る。大切なのは、どの世代の人も、どの世代に対しても敬意を欠かないことだ。
次にイサクが活躍したとき、リネカーはどのように反応し、それにイサクはどう応えるだろうか。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部