CBは中谷選手&昌子選手の組み合わせを予想
日本代表は、ここまでワールドカップ・アジア2次予選で6戦全勝、36得点・0失点と圧倒的な数字でグループ首位に立っている。
6月7日に行なわれるグループリーグ第7戦目のタジキスタン戦は、すでに最終予選進出を決めている日本にとっては消化試合ではあるものの、一方で選手の連携を深める意味でも大切にすべき一戦であるのも事実だ。
ここでは、Jリーグの各クラブでスカウティング担当を歴任し、2019年には横浜でチームや対戦相手を分析するアナリストとして、リーグ優勝にも貢献した杉崎健氏にタジキスタン戦の見どころを伺った。プロ分析官はどんな着眼点で試合を見るのか。予想してもらった布陣の解説とともに、代表としてこの試合に臨む選手の心情や、攻守においての注目ポイントについて語ってもらった。
――◆――◆――
6月7日に行なわれるグループリーグ第7戦目のタジキスタン戦は、すでに最終予選進出を決めている日本にとっては消化試合ではあるものの、一方で選手の連携を深める意味でも大切にすべき一戦であるのも事実だ。
ここでは、Jリーグの各クラブでスカウティング担当を歴任し、2019年には横浜でチームや対戦相手を分析するアナリストとして、リーグ優勝にも貢献した杉崎健氏にタジキスタン戦の見どころを伺った。プロ分析官はどんな着眼点で試合を見るのか。予想してもらった布陣の解説とともに、代表としてこの試合に臨む選手の心情や、攻守においての注目ポイントについて語ってもらった。
――◆――◆――
タジキスタン戦は、A代表として公式戦を戦える場所が限られているなかで、単なる消化試合ではありません。ただ、絶対勝たないといけないという緊迫感のある試合ではないのも事実。そのなかで、タジキスタンという相手がどうというよりも、日本がどうしていくか。そこにフォーカスして、自分自身の観点でお話していきます。
まずは私が予想したスタメンの解説から。緊迫した試合にはならないであろうというところで、GKは3月のモンゴル戦から出場がない権田選手を選びました。最終ラインは、吉田麻也選手と冨安健洋選手がU-24日本代表に招集されているので、メンバーが変わります。当然、CB とGKの連携が見どころになるでしょう。
CBはほかにも候補がいますが、そのなかで中谷進之介選手と昌子源選手を選びました。比較的ここまでの出場時間が短く、見てみたい組み合わせです。右サイドバックは室屋成選手がU-24日本代表戦で負傷交代。他にこのポジションをこなせるのは、山根視来選手しかいないかなと。
左サイドバックは、佐々木翔選手か小川諒也選手だと考えています。ただ、逆サイドの山根選手を攻撃参加させる意味で、佐々木選手であれば後ろを3枚にするやり方もできなくはない。ボランチは、橋本拳人選手と川辺駿選手を並べてしまうと、どちらも前に出て行くタイプ。そのため、守田英正選手をバランサーとして起用すると予想しました。
前の4人は、左足の違和感で別メニュー調整となっている大迫勇也選手に代えて浅野拓磨選手を1トップとした以外は、いつものメンバー。後ろの選手には多少入れ替わりがあるので、前を固定して後ろとのバランスや連携面の確認をしたいところでしょう。
まずは私が予想したスタメンの解説から。緊迫した試合にはならないであろうというところで、GKは3月のモンゴル戦から出場がない権田選手を選びました。最終ラインは、吉田麻也選手と冨安健洋選手がU-24日本代表に招集されているので、メンバーが変わります。当然、CB とGKの連携が見どころになるでしょう。
CBはほかにも候補がいますが、そのなかで中谷進之介選手と昌子源選手を選びました。比較的ここまでの出場時間が短く、見てみたい組み合わせです。右サイドバックは室屋成選手がU-24日本代表戦で負傷交代。他にこのポジションをこなせるのは、山根視来選手しかいないかなと。
左サイドバックは、佐々木翔選手か小川諒也選手だと考えています。ただ、逆サイドの山根選手を攻撃参加させる意味で、佐々木選手であれば後ろを3枚にするやり方もできなくはない。ボランチは、橋本拳人選手と川辺駿選手を並べてしまうと、どちらも前に出て行くタイプ。そのため、守田英正選手をバランサーとして起用すると予想しました。
前の4人は、左足の違和感で別メニュー調整となっている大迫勇也選手に代えて浅野拓磨選手を1トップとした以外は、いつものメンバー。後ろの選手には多少入れ替わりがあるので、前を固定して後ろとのバランスや連携面の確認をしたいところでしょう。