“日本の宝石”の投稿が反響を呼んでいる。

　レアル・マドリーの下部組織に所属する17歳のMF中井卓大が５月15日、自身のSNSを更新。マドリーのトップチームの練習に参加したことを報告した。

　現在はフベニールB（U-18相当）でプレーする中井は、フベニールA（U-19相当）の試合に“飛び級”で出場してゴールを奪うなど、その存在はクラブ内でも注目を集めている。

　昨年10月のインターナショナルウィークには、トップチームの選手が代表招集で抜けたために、ジネディーヌ・ジダン監督から声が掛かり、何人かのカンテラーノとともにトレーニングに参加。「ナカイとは何者だ？」と現地でも話題になった。

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　首位のアトレティコ・マドリーを２ポイント差で追いかえているマドリーは、16日にアスレティック・ビルバオとのラ・リーガ第37節が控えている。だが、この重要な一戦を前に、故障中のセルヒオ・ラモスやラファエル・ヴァランヌ、コロナ濃厚接触者となったトニ・クロースらトップチーム７人が練習を欠席。そこで“ピピ”にお呼びが掛かったようだ。

　中井が「最高のものから学ぶ」との一言を添えて、エデン・アザールやルカ・モドリッチらの名手とトレーニングをしている写真をアップすると、日本のファンが興奮。コメント欄には、「おおおお」「メンツがヤバい」「凄すぎる！」「エグい」「ついに来るところまで来たって感じ」「これは化け物」といった声が続々と寄せられた。

　また現地のサポーターも「クラッキだ」「君に興奮している」「マドリーの未来だ」などと書き込み、期待に胸を躍らせているようだ。

　大事なシーズン終盤の緊張感のあるトレーニングに参加できたことは、成長著しい17歳にとって、かけがえのない経験になったことだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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