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「さあ、頭を下げよ」インテル戴冠でルカクがイブラヒモビッチを挑発と話題! ダービーで一触即発の両雄の“舌戦”は終わらず

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年05月04日

「ミラノに王がいたことはない。いるのは神だ」と発信したイブラに対し…

ダービーで激しく衝突したルカク(奥)とイブラヒモビッチ(手前)。(C)Getty Images

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 ミラノの街の覇権を巡る争いは、加熱するばかりだ。

 今シーズンのセリエAはアントニオ・コンテ監督率いるインテルが、11年ぶり19回目の優勝を果たした。コンテの古巣ユベントスの覇権に終止符を打ったチームを支えたのが、エースのロメル・ルカクだ。

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、ルカクは『La Tribune』で「コンテのためなら死ぬまで戦う。チェルシーでは一緒にやれなかったが、マンチェスター・ユナイテッドの次は彼の下で本当に向上できるとずっと思っていた」と、指揮官への信頼を露にした。

「監督には『練習しないなら試合に出さない』とはっきり言われていた。自分に対して誠実な人との出会いは、いつだって重要だ。キャリア最高のシーズンだった。インテルでサイクルを始めたい」

 イタリア・メディアは、そのルカクのSNSでの投稿に注目している。同じミラノを拠点とするミランのエース、ズラタン・イブラヒモビッチを刺激する投稿だと話題になっているのだ。

【動画】ミラノ・ダービーで激しく衝突したルカクとイブラヒモビッチはこちら
 ルカクは昨シーズン、ミラノ・ダービーを制した際に「街に新たな王」と投稿した。これに反応したのが、昨シーズン途中にミランに復帰したイブラヒモビッチだ。今シーズン、ダービーで勝利したイブラヒモビッチは「ミラノに王がいたことはない。いるのは神だ」と返したのである。

 そして今回、インテルの優勝決定を受け、ルカクが投稿したのは「真の神が王に。さあ、頭を下げよ。ミラノの王だ」。イブラヒモビッチを意識したものであることは想像にかたくない。

 かつてマンチェスター・ユナイテッドでチームメートだったルカクとイブラヒモビッチだが、今シーズンのダービーで激しく衝突したのも記憶に新しい。互いを激しくののしる一触即発の緊張は、世界の注目を集めた。当初はイブラヒモビッチが人種差別発言をしたのではとの見方もあったが、リーグは調査の結果、差別はなかったと発表。両者に罰金処分を科している。

 今シーズン途中まではミランが首位に立っていたが、逆転したインテルがユベントスの覇権に終止符を打ったことで、ミラノの街は当面、青と黒(インテルカラー)に染まる。だが、赤と黒(ミランカラー)も黙ってはいないはずだ。来シーズンのバトルから目が離せない。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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